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【1期完了】ほいくスタジオって何だ!?

そこには、静かな幸せがありました。

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2019年7月27日。夏の暑さが増していく中、仙台の小さな会議室で「ほいくスタジオ」は歩み始めました。

自分を変えたい。成長させたい。
もっと結果を出したい。もっと行動したい。
これからの保育者に大切なことを学び、自分を成長させていくスタジオ。

こういったモチベーションのある方と互いに前進を生んでいくことで、自分の人生をいきいきと生きる大人で溢れるまちになっていく。子どもが生きる環境として目指している方向になります。

1期メンバーは4名。途中経過を綴ったnoteは、こう締めくくられています。

この半年を終えたときに、メンバーと一緒にどんな景色を見るのか。興味と楽しみが尽きません。

▶ ほいくスタジオの3回目を終えて書いたnote

完了回をイベントにしちゃおう!

月に1回集まり、それぞれが自身の体験や気付きをシェアしていく中で、場やメンバーに与える影響を見ていると、いろんな人にシェアしたくてウズウズしている自分がいることに気が付きました。

そうだ!完了回をイベントにして、そのプロセスと当日を1期メンバーが体験することでの気付きや学びが前進を生むのではないか…

そんな想いがきっかけとなり、【「ほいくスタジオって何だ!?」シェアパーティー】を開催するに至りました。

私の中では、メンバーの半年間をシェアすることにフォーカスが当たっていましたが、

どんな場にしたいかという対話の中で見えてきたのは、

「自分たちがほいくステジオで体感していることを参加してくれる人にも体感してほしい」

というメンバーの想い。

ジーンとくる嬉しさがありました。

Peace of cake.

完了回に向けての合言葉です。

ほいくスタジオでは、できたかできないかを問いません。

起きたことに対して湧いてくる感情を味わうことや向き合うことは大切にしますが、できたかできないかに執着して自分で自分の足を引っ張ってしまうのもったいないですし、

挑戦するときに起きる、ポジティブな出来事・ネガティブな出来事に、自分で良い悪いのジャッジをする前に「そのまま」を観てみることでの「気付き」によって変化は生まれていったように思います。

互いに自分の体験や気付きを持ち出す中で、メンバーのある傾向が見えてきました。それは、目の前のことを必要以上に大きく扱っていたり、壁を自分で作りあげていたりすること。

ふと思い浮かんだのは、漫画「宇宙兄弟」で印象に残っていたPeace of cakeという言葉。

「楽勝だよ。朝飯前だ。」という意味で使われるそうですが、

無理したり強がったりするために使うのではなく、軽やかさが生まれるような在り方を持っていたら、イベント当日にどんな場が創られるんだろうと思ったんです。

イベントへ向けて僕らは「It’s a piece of cake.」という合言葉を持つことにしました。

「ほいくスタジオ」って何だ!?シェアパーティー

当日に向けて以下の内容をメンバーに掲示していました。

【シェアの観点】
半年間を味わい、学びや気付き、起きた変化、今自分の中にあるもの、創りたい未来について、決意など。
【シェアのポイント】
※いいプレゼンではなく、そのままをシェアする。
※スライドはあってもなくてもいい。
 紙に書いて表現、語り、踊り、歌…自分に合った方法でOK。

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12月14日。シェアパーティー当日。

メンバーのシェアを受け取っていると、

「ほぉ~、へぇー、なるほどー!!」

が止まらない…!

「ほいくスタジオって何だ?」

主催の私も気付いていなかった発見が続きました。

自分の変化や創りたい未来を人前で表現し、それを受け取ってもらう体験のパワフルさがそこにはありました。

発表者へのメッセージカードも旺盛に記入していただいてることに感激!ありがたいなとしみじみ。

もちろん予定した時間を越えてのシェアとなりました(笑)

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後半には、「私の2019年!」と題して、1時間弱のワークを準備していましたが、20分ちょっとの駆け足で体験してもらいました!
1期メンバーと足を運んでくださった方が一緒にワークをすることで、保育スタジオの空間をより体感してもらえればと思っての取り組みです。

ここでもシェアが盛り上がり、どこで声をかけるか、時間がない中でのファシリテート冥利に尽きる判断が求められたタイミングでした(笑)

ほいくスタジオがギュッと詰まった2時間は無事に完了。そして、それぞれの道が続いていくことを確かめ合いました。

会場に足を運んでいただき、シェアを受け取ってくださったみなさんから、こんなにも素敵な感想をいただきました。感謝が尽きません。

・あったかい場だなあと思いました!みなさんとゆっくりお話してみたいです!
・半年間悩みながら、次のステップを踏むことができたのだなと思いました。挑戦することはこわいですが、もっと挑戦したいと思いました。
・自分を見つめるとか、誰かに考えや思いを発信するとか、やりたいこと、これからどうなりたいかを見つけることがとっても苦手な私ですが、今日この会に参加して、頑張りたい気持ちになりました!
・自分のわくわくすること、やりたいことは何だろうなと考え直したりすることができました。
・1日1日の自分の中の変化に目を向けて、今日のイベントに参加した誰よりも成長したいと思いました。
・みなさんが、得た学びを「自分自身がどうありたいか」について考えるきっかけにされているように感じて、とても刺激を受けました。私もまだまだ自分自身を耕していたいなと感じる機会でした。ありがとうございました!
・シェアパーティー(報告会)なのに、ワークを1時間設けるあたりステキだと思いました!

▶1期メンバーがシェアの内容をnoteで公開してくれていました。

半年後に見えた景色。

静かな幸せ、穏やかな豊かさがありました。

どんなあなたもそのまま受け取る、「違いがある」が前提の空間で、変化も前進も起きる。その空間を創ろうとすることで、自分にもプラスの影響が出ている。

「このまま進んでいこう。」

ほいくスタジオ1期がスタートして半年後は、不確実で未知なる未来が楽しみなワクワクが溢れる景色が広がっていました。

完了して見えた景色がメンバーによって違いがあるのも「ほいくスタジオらしさ」だなとほっこりしています。

【1期メンバーへ質問】「完了してみて、どんな感じがありますか?」

完了の実感が湧いてません笑。この先にしか興味がなく、じゃあ今どう動こうかと常に発想が湧いてきていて、わくわくが溢れ出しそうな感覚。暴走しないよう、扱い方と付き合い方をうまくバランス取っています。また、ぶっちゃけ、あまりにも良い空間であったので、ちょっと完了回に悔しさも感じてます。
回を追うごとに気持ちに素直になれました。好きや興味があるという気持ちを大切にしていましたが、苦手やつまらないと思う負の気持ちも大切にしていいんだ、と思えるようになりました。自分を受け入れ、自分の納得感を大切にすることで、相手を受け入れられるようになると感じました。
物事の捉え方や気持ちの在り方の変化がすごく大きいなと感じます。悩みや迷いは日々にあるけど、それに振り回されなくなりました。いろんな見方から自分にとっていい方(わくわくする方)を選べる自信がつきました。あとは、自分で選択したことに対してもちゃんと責任を持っている感覚が前より強いです。自分の気持ちと向き合う癖がつきました。そうすると「私はこれでいいんだ!」と思えるようにもなりました。とうとう完了してしまった…というちょっと寂しい気持ちはあります。でも、ここがスタートとも思うし、まだまだ探究していきたいし、私はまだやれる!という気持ちにもなっています。笑 これからもほいくスタジオのつながりは大事にしたいです!ほいくスタジオに出会えてよかった!!
自分をより知れたので思考が以前よりシンプルになったし、気分がずっと落ち続けるみたいなことがなくなり切り替えができるようになった。これまでは行動で考えが変わっていくという感覚があったけど、ほいくスタジオでは、考え方を変えて自然も行動が変わったり生まれたりするっていう変化があり、いろんなやり方があるんだと学んだ。ストレッチゾーンに出ることだけではなく、コンフォートゾーンを築くことに視点を向けたり、と、人と生きていく上で大切なことをさらに認識したり学んだ、物事への捉え方がかわった。よかったなあっていう感じ。わたしはワクワクというよりも、これからも生きていけるんだなあという、自分をそのまま受け止めて信じて生きていけそうという落ち着いた感覚がある。

【1期メンバーへ質問】あなたのお気に入りの回は?

第1回「現在地の探究」
第2回「創りたい未来の探究」
第3回「前進を生む出す目標の作り方」
第4回「子どもと大人の可能性を引き出すチーム」
第5回「子どもと大人が育ち合う空間について」
第6回「今と未来をより豊かにしていく在り方の探究」

◎ 第2回「創りたい未来の探究」
・自分はどんな未来をつくっていきたいかについて、具体的に考える時間になった。また、他のメンバーがどんなことに関心を持ち、進んでいきたいのかを共有できてわくわくしたから。

◎ 第4回「子どもと大人の可能性を引き出すチーム」
・憧れの人の生き方やリーダーの在り方につながったことが大きいです。それに気付いたとき、わくわくが止まらなかったです。

◎ 第6回「今と未来をより豊かにしていく在り方の探究」
・1番自分のわくわく指数がMAXの状態であった。メンバーの振り返りによって、繋がりを深堀りでき、更に参加者への波及の空気を感じ取れたことで、その後もじわじわと魂が燃え上がっているため。
・場に対しての納得感と満足感が1番大きかったから。

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おわりに

現在、開園準備を進めている「のいえ保育園」は、誰もが自分らしさに向き合える保育園を実現することで、保育を通して暮らすまちを豊かにすることを目指しています。

人が豊かに生きていることが、まちの豊かさにつながると考えています。

人がいきいきしていることって、自分にとってもすごくハッピーで、誰かと向き合うことは自分と向き合うことにもつながる。

そんな想いを持ちながら、
1期で大切にしていた言葉。

IT STARTS WITH YOU.”

すべて自分から始まる。

「自分がこんなことをして参加する人はいるんだろうか?」

不安はあっていい。

相手の存在を承認して、前進を生むために何ができるのか。何をするのか。

そんな意図を持ち、ほいくスタジオを始めようと決意して動いたあの頃の自分を誇らしく思います。

みんな一緒じゃなくていい。
良いことだけ言わなくていい。
今あなたにあるそのままを持ち出していい。

そんな空間創りを意図してきました。

同じテーマを扱っても受け取り方は違くていい。
所属も立場も違う。
感じ方も目指す方向もそれぞれ。

違和感や疑問を持ち出して、モヤモヤとも向き合う。
「みんながそうしているから」
ではなく、自分を大切にしながら立場を取っていく。

だけど、お互いを承認している。
そんな関係性が変化や前進を生んだと感じています。

これからのほいくスタジオ

2期は、2020年1月より始まります。

1期メンバーと歩んだ、感謝があふれるこの半年間をしっかりと味わい尽くし、次へ。

◎ほいくスタジオ2期メンバーは、残り1枠です!
興味のある方へ詳細をお送りしますので、コメントかDMをくださるようお願いいたします。

It's a peace of cake!!

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