見出し画像

フィリピン→日本の看護師応募が最低に!が当たり前な理由。




9年前から言っているが、日本は安い。まずサービスが世界最安値ではなかろうか?

下世話だが、昔は日本の中年が買春ツアーしていたが、今やChinaから「される側」に変化して久しい。

公共の福祉の費用も安いので高度医療ツアーも大掛かりに行われており、医療機関はこれを拒否出来ない仕組み。実態として我々の税金の何十%程度が外国人に使われているか把握も難しい。これはシステムの問題。

電気料金や実はずっと続いていたインフレの表面化も相俟って賃金が上がりにくい構造の日本には左程の旨みはない。

先日、フィリピンの友人に会ってきたが、フィリピンでも賃金の上昇が激しい。インフレも当然高い水準。CPAの彼は日本円で月給35万円ほど。

ただ、諸外国の給与と日本の給与を単純比較して日本はダメ!という人が多いがそれは間違い。皆保険制度や日本のサービスの安さなど支出も考慮すれば日本はまだまだ住みやすい生活しやすいしかも治安もまだまだ良い上位国だ。しかし、日本→海外への出稼ぎは間違いなく増える。

日本は消費が少ない。過処分時間も少ない。この2つが課題。

特に子育て世帯は過処分時間が不足してる。子育ての大変さを少ない金額で賄い、少子化対策に替えようとする政策は愚の骨頂としか思えない。児童福祉の枠組み規制緩和でこれは解決できる。子ども2人もいれば送り迎えだけで膨大な時間がとられ、3人目!などとはお金ではなく、単純に大変すぎて無理!となる。

記事にあるような問題はやはり要求する日本語のハードルの高さにまず課題がある。日常会話可能レベルとされるJLPT3級レベルでは難しい単語だらけの試験はパス出来ない。運転免許のようにまずは英語対応の試験にして最低必要な日本語レベルを3級とし、1年以内に2級取得をビザ更新要件とするなど現実的な制度が必要だ。専門職に必要な知識が言語力より重要なのに現行の必須条件は真逆となっている。

上記の収入の格差収縮問題もあるし、フィリピン国内で頑張れば無駄に日本語勉強する必要もなくより給与の高く生活しやすい英語圏やなんなら国内でキャリアアップできる。

ビザ規制の厳しさもあり、現在はベトナム、タイ、カンボジアなど比較的規制の緩い国からの人材確保が先行している。

カナダでも留学生の労働が緩和されており、週20時間から40時間の緩和に変わった。

ChatGPTさんに代表されるAIが優秀すぎるので今後、日本人の仕事は少しずつ減るし、単純人手不足も深刻。

これらも日本人の世間知らずがベースにあるような気がするし、人昔前みたいなChinese旅行者のマナーが悪い!という時代でもない。なぜならChineseのマナーレベルは格段に上がって(角刈り族を除く)いるし、むしろ以前からだけど、集団の日本人の方が遥かに五月蝿い。バカみたいにデカい声で手を叩いて笑い、騒ぐ。海外にいると中韓の田舎者たちと五月蠅さは変わらない。

世間知らずの日本人が東南アジア人を見下している間に東南アジアは急速にレベルアップしている。本当に早い。とはいえ、まだ日本人には沢山のアドバンテージがある。あるうちに日本人の多様性許容値の向上、制度の見直しが必要だと思う。

国力が相対的に下がれば為替も準ずる。日本は益々安くなり、Chinaに広大な国土が買われ、内部で何が起こっているかもわからない。転ばぬ杖は転ぶ前だからこそ意味があると思う。

日本円ばかり持っている人、貯金ばかりしてる人は益々経済的に苦しくなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?