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キンコン西野さんの「リーダーシップ論」から自らを反省してみる

2019年。IWAI事業にコミットするようになってから、圧倒的に自分の時間というものは減少した。

日々、課題は膨大にあるし成長すべき余白も多分にある中で、時間がない。であるならばと、よく言われる事だけど、移動時間をハックして学ぶしかないという事で、最近はVoicyを聞いたり、YouTubeでの耳学習にハマっている。

そんな中ニシノコンサルに出演させて頂いた事もあり、西野さんのVoicyは毎回の楽しみに聞いているの、2020年一発目の回(?)が非常に大きな気づきを与えてくれたので、勝手ながらまとめさせて頂き。かつ、各項目と自分の現在地を評価した上で、反省をしてみたので、2020年への決意を込めて、まとめておきたい。

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※ニシノコンサルで、西野さんにも頂いたキラーワードはコチラ。ほんとそのとおりと、唸りました。

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【タイトル】今、求められているリーダーの歩き方(リーダーは手を動かすな)

まず最初に、西野さんが伝えてくれた、リーダーの歩き方(あるべき姿)は以下の通り。

※前提として、誰もに当てはまる正解という事ではなく。時代やチーム規模によってもあるべき姿はかわる。あくまで、2020年を生きていて、西野さん的な活動をしてるリーダーの場合であるよ。という事を話してくれています。
ただ、わざわざVoicyで新年一発目に伝えてくれたわけなので、僕(僕ら)にも当てはまるかもという思いで、参考にさせて頂きます。

<リーダーの歩き方(在るべき姿)>
1)理念を語る事
2)手を動かさない事
3)みんなが解きたくなるような問題を用意する事
4)みんなが出した答えと理念を照らし合わせ微調整をする事
5)多数決は参考にしても反映しない事
6)各スタッフに応じた報酬を考え抜く事
7)責任を取る事

<詳細>
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1)理念を語る事
時代に関わらず大事。目的地を共有しないと仲間はどの方角にどのように進めばいいかわからない。
今の時代は「物語」に人が巻き込まれる時代。応援したくなる理念を語る事が大事。

2)手を動かさない事
現場に足を運び作業すると、仲間からの見られ方は良いし、最前線で手を動かすほうが、リーダーも気持ち良かったりする(これが落とし穴)
ただ、チームの事を考えると、果たしてそれは良いことなのか?全体を俯瞰して捉えて、脳みそを使うことや自分にしか出来ない事で結果を出す事も大事。

3)みんなが解きたくなるような問題を用意する事
トップダウン型は今の時代に合わない。個々が発信力を持っている時代。
仲間の声や発信力、考える力を奪わない事が大事。
つまり、仲間に丸投げすることが大事。自分が答えを出すほうがハズレはないが、仲間にクイズを出す事が大事。

4)みんなが出した答えと理念を照らし合わせ微調整をする事
仲間の出した答えが、本来の目的や理念に合致していなければ、それを伝えてあげること。でないと、得たい結果を得る事ができない。

5)多数決は参考にしても反映しない事
サービス、エンタメは細分化されており、鋭利(尖りがあるもの)なものしか選ばれない。
多数の声に応える半端なものは選ばれない。そのため、時に尖りをもって言い切る事が大事。

6)各スタッフに応じた報酬を考え抜く事
これはお金の事だけではない、言葉やご飯(コミュニケーション)かもしれない。
その人が本当に欲しい物が何か?考えることが大事。

7)責任を取る事
問答無用で、リーダーとして大事な事。
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西野さんはVoicyの冒頭で「早く行きたければ一人でいけ。遠くに行きたければ皆といけ」という言葉を引用していた。自分が目指す場所が一人でいけるのか?そうでないのか。ソレ次第でも、在るべき姿は変わる。

ただ、自分が目指す
「全ての人が自分の人生を愛せる社会」
「愛と信念を持つ人で溢れる社会」
の実現に近づく上では、僕は後者(皆と行く道)を目指したい。

だからこそ、リーダーとしてあるべき姿、成果の出し方をこれから研究していきたい。

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ということで、西野さんの言葉をまとめさせてもらった上で「そうだよね大事だよね」と感じた事で終わらせず。7項目に対して、今の自分を評価。

ざっくり「◎◯△✗」で自己評価。GOODとMOREをまとめ、総合したアクションを出してみます。

<自己評価まとめ>
1)理念を語る事:◯
2)手を動かさない事:△
3)みんなが解きたくなるような問題を用意する事:◯
4)みんなが出した答えと理念を照らし合わせ微調整をする事:◯
5)多数決は参考にしても反映しない事:△
6)各スタッフに応じた報酬を考え抜く事:✗
7)責任を取る事:◯

<詳細な振り返り>
1)理念を語る事:◯
■GOOD
・自分の人生と事業の繋がりを意識した上で、ビジョンを言語化した。
・CRAZY全社の前で発表する機会や、事業部のみんなに週次で語ったり、個別のコミュニケーションで語る機会あった。

■MORE
・10月以降は、ビジョンを深めたり更新し発信する機会が減少した。
・外部の人と語ったり、ある種ビジョンを否定される機会が減ったから。
・言葉が通じる人といすぎると、ビジョンは深まらないのかも、しれない。

2)手を動かさない事:△
■GOOD
・吉田以外の人の方が強みがハマる仕事はガシガシお願いした
(周りの仲間が、基本的に仕事は巻き取る意識を持ってくれて託せた事も大きい、感謝)

■MORE
・婚礼の新規接客、イベント運営時に最前線のフォロー等、出ていきがち
・最前線に入り、感謝される事に喜びを覚えていた(今思うと、エゴである)

3)みんなが解きたくなるような問題を用意する事:◯
4)みんなが出した答えと理念を照らし合わせ微調整をする事:◯
5)多数決は参考にしても反映しない事:△

■GOOD
・組織活性化プロジェクトを起こし、各課題に対して自律的に取りんでもらった
・月次で微調整を行いながら、よりよい活動の為の軌道修正を共に行った
・そもそも多数決はあまりしない、自分及びキーマンが信じる事を中心に意思決定

■MORE
・組織として、まだまだ一部の人間で意思決定を繰り返した事もあった(サービスそのもののPDCA等)
・微調整を細かくせず、託したままのものもあった

6)各スタッフに応じた報酬を考え抜く事:✗
■GOOD
・各自が人生やキャリアで求めてる事は把握するよう努めた(結果、キャリアチェンジをポジティブな形で支援することも出来た事例も存在)

■MORE
・IWAI事業部25人の仲間、個々人の報酬を想像しきりコミュニケーション出来てない
・金銭面での納得感に対しては、責任を持ちきれていない(経営者任せ)

7)責任を取る事:◯
■GOOD
・最終ラインを守る意識と行動は事業的な結果と課題に対して出来た

■MORE
・責任の範囲がIWAI事業部に偏っていた・必然的に影響する全体感について、切り分け過ぎていた

【アクション】
以下2点を中心にリーダーシップを強化(全てまだまだな事を前提)

■手を動かさない事
・事前に予測出来る事項(営業面、運営上の人員不足等)は託せる状態作る(営業は2月以降)
・お客様の大事な一日を預かる立場として、緊急的な状態では、即座に自分が動く事は大切にする

■各スタッフに応じた報酬を考え抜く事
・一人ひとりのWILL、WANTを再整理して認識する
・トータルとして得たい/得るべき報酬をGIVE出来ていない場合は具体的な手をなる早で打つ

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以上です。

後半は、僕自身の事なので関係ないよーという方が多いと思いますが、大切な仲間も見てくれてると信じて、宣言を兼ねて記載しました。

お付き合い頂き、ありがとうございます。

頂いたサポートは、自分自身を磨くための投資や、最愛のパートナーを喜ばせる為のギフトとして、大切に使わせていただきます。