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「べき」と「普通」の呪いを溶かしていく。

今年は、「べき」と「普通」の呪いを溶かしていく年にしようと思う。 「普通」に則った「〜するべき」 それは一見統一されているように見えて実は人の数だけあるものだから、そんなものに価値観を置いて目標にしていたらいつまでも答えに辿り着かないし、辿り着いた気になってもすぐに違う価値観が出てきてまたそこに辿り着くまで必死に頑張らなければならない。結果、気がおかしくなる。 「べき」に従った直後はなんとなく安心し、それはそれで甘美な果実のようでわりと次から次へと貪ってしまう。 でもい

    • 結局カスタム手帳

      手帳が好きで、来年の手帳が本屋に並ぶこの季節はソワソワします。 しかし、市販の手帳はどうも続けられません。 3ヶ月もてばいい方です。 飽きっぽいので、一年分の手帳を買っても 数カ月後には違う手帳が欲しくなってしまいます。 あと、一年分の手帳はそれなりの厚みがあって、その分重いし。 つらつら考えて、今月分のスケジュールが把握できるものがあれば充分、と、手帳を切り分けた事もありました。 こうなってくると、折角かわいい手帳を買っても台無しです。 こうして、年末にはボロボ

      • 蕎麦とIHと私

        蕎麦打ちが趣味の隣人がいる。 時々、打ち立ての蕎麦をくださる。 蕎麦好きの私としては、この上なく嬉しい。 ただ、知らなかった。 手打ちの蕎麦を茹でるにはコツが必要だという事を。 隣人から初めて蕎麦をいただいた時にスーパーで買う乾麺や茹で麺などと同じ要領で茹でたら、ブチブチと切れ、ザルにあげてしばらくすると蕎麦どうしがくっついて団子のようになってしまった。 私はこの現象を、隣人の蕎麦打ちが未熟だからだと思った。 団子のようになった蕎麦を、それならとくるくると丸め、

      「べき」と「普通」の呪いを溶かしていく。