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hohoemi
2023年10月17日 20:51
司馬リョウ先生「ロシアについて」を読んでいたら、思いもかけないところで、日本の江戸期に発達した北前船について語られていた。ロシアがシベリア開発で、もっとも苦労したのが陸路による輸送だったというくだりのところでだ。本書では、その点で日本は北前船という精密な海運によって、ロシアとは比較にならないほど熟した文明社会をきずいたというのだ。おおッ、北前船。このまえのブラタモリセレクション山形酒田であった
2023年9月7日 03:13
司馬リョウ先生「ロシアについて」を読んでいる。それによると、ロシア人、そしてロシア社会の性質の根底には、やはりつねに外敵に脅かされてきた歴史の積みかさねがあるようだ。ロシア人によるロシア国家の成立は、9世紀になってからで、西洋や中国とくらべるとずっと遅い。それはなぜかというと、つぎつぎにやってくるアジア系遊牧民族によって、ロシア平原を荒らされつづけたからだという。ロシア人は主に東スラヴ系の