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めぐる季節に想いをはせて


一年前の9月12日、天へ旅立たれた
umi no otoさん。


「私の物語に絵を描いてくれませんか」と
初めて私に言ってくださった方でした。


その生き方に優しさと勇気をいただいた方は
とても多いのではないでしょうか。

私もその一人です。


noteの中で娘さんからのご挨拶の文面で
数日後にその事実を知りました。


私はumi no otoさんとは
一年ほどの文字だけのお付き合いでしたが
親しくさせていただいていたので
とてもショックでした。


umi no otoさんのご命日が近づくにつれ
「ひとひらの願い」のつながりの物語をかいてみたい
という想いが強くなりました。

私もotoさんと同じ年代の子供を持つ
親だからでしょうか。

残していった母
残された子どもの
つながりの物語。

うまく書けるとか描けるとか
正直どっちでもよかったです。


どうしてもかきたくなりました。

「月のゆりかご 波の子守唄」
タイトルもこれにしよう。

なぜか、すぐそう思いました。



otoさんの「子守唄。。。」という記事を
私は物語を作るにあたり
初めて拝見しました。

それはotoさんとnoteで交流する前の記事でした。


記事の中のotoさんの描かれた絵は
子供を抱く母親のまなざしが
なんとも言えずあたたかく
私の心をじんわり温めてくれるものでした。



ふとそのコメント欄を見ると
Keigo_Mo3さんとotoさんが
お話しされていました。


そのコメント欄はお二人だけで
とてもおだやかで
静かな空気が流れていました。

私はそれを見つけて
なんだかうれしくなりました。



Keigo_Mo3さんは
noteの中でいつもotoさんを
そっと見守り、いつも応援しておられた
まるでお兄さんのような存在の方です。


そして、私には表現できない世界観を持たれ
いつも魅了される鮮やかな色の絵を描かれる方です。


昨年の2月
「ひとひらの願い」が出来上がった際に
「お祝いに」と冊子を作ってくださり
otoさんと私それぞれに贈ってくださいました。




keigoさんは以前から
「いつか3人でひとつの絵を描きたいね」と
言ってくださっていました。


3人で絵を描くことは叶いませんでしたが
この冊子は私の宝物となりました。

想いを形にしてくださり
感謝しかありません。



このnoteに来なければ
会えなかった人がいます。

できなかったことがあります。
見えなかった景色があります。


ここで貴重な経験をさせていただいたのだと
想っています。



(2024.9.12   14時20分追記)

前々から考えていたことですが
今がそのタイミングかなと思います。


とても勝手ながら
このアカウントでの記事の更新を
このページで終わりにしたいと思います。

最近、一冊のノートのページ数が自分にとって
少し長く、重くなりすぎたように感じていました。
絵や言葉が前ほど浮かばなくなっていました。

ここで一区切りとして綴じたいと思います。

まっさらになって
またいつか新しいページから始めてみたい!
今、そんな気持ちです。

きっと絵は描き続けてると思います。


まっさらなノートのページを描き始めて
またこの街のどこかでお会いできたら
うれしいです。

もし私の絵を見つけてくださった時は
お声をかけてくださいね。

今までここに訪れてくださった方々
本当にありがとうございました。

とても感謝しています。


皆さまの毎日が穏やかな日々で
ありますように。



hoho



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