どうする?負動産の実家34 相続登記にTRY!
父が亡くなり、姉妹3人のうちわたしが単独で、不動産の相続登記をすることになりました。限界集落にある築100年超の実家に、金銭的な価値はありません。わたしが相続して、売却金額(売れたら?)を平等に分けると決めていました。
自力で相続登記やってみる?
最近、いろんなことがNETでできます。実家は遠いですが、自分で登記できるんじゃない?と思い立ちました。もはや脳トレのようなものですね。
相続不動産の確認
①役所で固定資産名寄帳兼課税台帳をもらう。
②不動産登記全部事項証明書や、地籍図を入手。
これは、法務局に出向かなくても、登記・供託オンライン申請システムがあります。これで登記したい不動産の証明書を取り寄せられます。
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/web/top/SC01WL01-ViewLogin.do
③手元にある父の「不動産登記済権利証(昭和28年相続時のもの)」と証明書や課税台帳を突合せる。
だいたいこれで、父が持っている不動産の全容がわかるはずです。
あとは、
以下の書類の取寄せと作成。
●父の除籍謄本、その附票や、固定資産税の納税通知書、相続人(姉妹)の住民票、戸籍の個人事項証明書、印鑑証明書などの書類。
●遺産分割協議書の作成。
●相続関係説明図の作成。
これなら自力でやれそうです。葬儀で帰省した際に、役所でもらえる書類はもらっていましたし、ネットや郵送で取り寄せられる書類はすぐ取り寄せました。よし!
ところがです!
これも田舎の古い不動産あるあるかもしれませんが、
・固定資産税課税台帳に記載の土地10筆は、登記が見つかったけど、家屋5筆は登記が見つかりません。どうしても「登記供託オンライン申請システム」の検索でひっかかってこないのです。
・その上、通常マンションなら、土地1筆と家屋1筆ずつのところが、土地10筆と家屋5筆あるんです。
・更に、課税台帳と登記済権利証とでは、家屋の数と、広さが全然違った数字です。これは?どういうこと?家屋の数は母屋と別棟とプレハブの計3戸のはずなのに課税台帳では5戸あり、㎡数もまったく違うっ!
登記済権利証は昭和28年のものです。実家は数回にわたり、かなり増改築していました。それがまったく登記されていないようです。お父さーーーん!そんな気はしていましたが、父は最後まで適当な人でした。
うううううーーーーん。そうなると、実家の地方の法務局に出向いて相談せねばなりません。それが意味するところは「往復交通費+宿泊代+レンタカー代=6万円」。素人なので、行き違いがあれば更に回数を重ねることになります。うーーーん。ダメだ。
負動産の実家。つづきは下記より。
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