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A4一枚で遊べるペーパーゲーム「Six by Six(シックス・バイ・シックス)」

連休中に考えたオリジナルゲームをご紹介します。すごろくとバックギャモンを足して二で割って、ストリートファイターのエキサイティングな要素を振りかけたようなボードゲームです。

学校にいけない、遊ぶ場所がない、そんな子供でもサイコロと紙だけで簡単に遊べます。

PDFをダウンロード(無料です)

ボードもコマもA4一枚で作成できます。作り方も簡単です。(2ページ目は遊び方の説明です)

(追記)英語版も用意しました。

Six by Six(シックス・バイ・シックス)の特徴

サイコロが2つ必要です。手元になければスマホアプリのサイコロでも構いません。2人でも3人でもプレイできます。お子さんは8歳ぐらいから楽しめるんじゃないかと思います。

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一番最初のプロトタイプはこんなのでした。

プレイヤーは自分のチーム(3コマ)を、6×6の36+1マス進めて全員をゴールさせれば勝利となります。

半分以上のマスには「マスのルール」があり、もう一度サイコロを振ってさらに先に進めたり、相手にペナルティを与えたりすることができます。

二つのサイコロの出た目の合計で1コマだけ進めても、一つずつ2コマ進めても構いません。また、「マスのルール」で進めるコマはマスに止まったコマ以外のコマを動かすこともできるため、采配の戦略が重要になります。

「マスのルール」は、連続して適用できるため「連続コンボ状態」になって、一気にゴールできる可能性もあります。

しかし、ゴールした相手チームのコマを連れ戻すことができる「マスのルール」もあって、自分のチームの最後の一人がゴールするまで気を抜くことができません。

二つのサイコロの目は、合計が「6」もしくはどちらかのサイコロが「6」の目になる確率と、二つのサイコロの掛け算が「6の倍数」になる確率では後者のほうが高いため、連続コンボは確率変動のような作用が起きます。

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ゲームの作り方

作り方は簡単です。プリントして、ハサミの線に沿ってボードを切り離し、コマは正三角形が3つ繋がった台形の形ごとに切ります。

コマにはぞれぞれ名前がついているので、同じ名前が一つの切片になるように切ってください。

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切ったコマは、正四面体の底が抜けた状態の形になるように、点線に沿って山折りにしてください。

Alice / Carol / Eve が一つのチーム。ほかに、Bob / Dave / Franc のチームと、Grace / Holly / Isabel のチームがあります。

コマの進め方の特徴から「連続コンボ」の時に、どのコマの分だったかわからなくなってしまいそうなので「これはAliceのCast two Diceね」と確認しながら進められるようにそれぞれのコマに固有名詞を与えてあります。

こんな点に気を付けて設計しました

ちょっとした暇つぶしで簡単にできて、親子でも楽しめるゲームにしようとおもって、こんな点に気を付けて設計してみました。

・2人でも3人でも遊べる
・A4一枚で簡単に作れる
・1プレイの時間は10分程度
・初心者が熟練者に勝てないルールではない
・采配や戦略の要素があって運だけではない
・複数のサイコロを使った時の出目の確率の差はあまり知られていないので、そこを熱狂のきっかけにしたい
・いずれ英語版を作るときに翻訳に苦労しないようにあらかじめ英語にしておく

長い歴史のあるバックギャモンは洗練されていて非常に面白いのですが、抽象度が高くてちょっとルールが複雑なのと、1プレイの時間が長いのがとっつきにくい感じなのです。

そのショート版というアイディアから始まり、1ターン目から「すごい感じ」になって、采配に頭を悩ますことがあり、最後まで逆転があり得るゲームにしようと考えていたらこんな形になりました。

もう少し洗練するべき部分も多いし、プロトタイプの延長でGoogleスライドで作ってしまったので見た目も冴えません。

ただ、時節柄こういうのはタイミングよくリリースしたほうが良いかと思い、ここに公開することにしました。

何度かのデバッグプレイの結果、1プレイの時間は10分程度。コマの進め方には結構頭を使います。2桁までの四則演算を駆使するので、数量感覚を磨く訓練にもなりそうです。休校で退屈しているお子さんとぜひ一緒に遊んでください。

今後も何かアイディアを思いついたら「ペーパーゲーム」のシリーズを作っていきます。前回の5五将棋も気軽におたのしみください。

(2020.04.15 追記)

ペーパーゲーム第三弾も作りました。



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