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着ぐるみ好きからみた「プリキュア ドリームステージ」

「プリキュア ドリームステージ♪」とは、プリキュアの着ぐるみさんたちが繰り広げる舞台(ショー)のことです。

ドリームステージ♪限定のオリジナルストーリーやライブ、迫力満点のアクションやダンスをお見逃しなく!

公式サイトより

開演直前の物販コーナーは大混雑

開演40分前の物販コーナーの様子。写真奥の方まで列が続いています。

私が会場に到着したのは開演の45分ほど前。会場入口でチケットと引き換えに物販注文表が配られます。欲しいグッズの欄に数字を記入して物販スタッフさんに渡す流れとなっていました。実はこの注文表、ネットで事前DLできるので、自宅から用意して行ったことで混雑を免れたといったところです。開演45分前でギリギリ、並ばずに購入できました。ちなみに、お会計は現金のほかクレジットカードも可

特定のグッズを買うと「ハイタッチ券」がもらえます

プリキュアとハイタッチ券

本来は1000円(税込み)の「パンフレット」1冊購入で「ハイタッチ券」がもらえるのですが、この日はパンフレットの準備数が少ないとのことで「ランダム缶バッジ」450円(税込み)と「中綴じB6ノート」500円(税込み)をセット購入することで「ハイタッチ券」がもらえました。

「ランダム缶バッジ」と「中綴じB6ノート」
「パンフレット」

数が少ないとアナウンスされていた「パンフレット」も購入することができました。表紙はイラストですが、ページをめくると『着ぐるみプリキュアさん』の写真がたくさん掲載されています

開場は開演30分前から…?

チケットには30分前開場とあるが…

開演30分前にならないと入場できないとばかり思っていたのですが、実際は会場の入口はすでに開放されていて、いつでも入れる状態でした。小さいお子さんが多い公演ならではの主催者側の配慮でしょうか?

いざ会場へ

会場に入って一番最初に目についたのは、1階席の最後尾に設置された音響機器類(会場内は基本的に撮影禁止なので写真はありません)。MacBookとiPadが隣り合わせに設置され、サンプラーは数台、ミキサーも20chくらいあるんじゃないの!?っていうリアルプロ仕様で、さらにステージへ映像を映し出すプロジェクターも数台という、イベントのお仕事で音響スタッフもする私としてはかなり憧れの設備。

開演60秒前からカウントダウン開始

開演60秒前からステージ上では映像によるカウントダウンが始まります。0.01秒単位でカウントダウンしていく演出は大人でも躍動感・ワクワク感を感じましたし、「60」から順番に数字が小さくなっていくのは小さなお子さんにも分かりやすい。思わず「なるほどな…」と思っちゃいました。

変身シーンは「2.5次元版プロジェクションマッピング」といっても過言ではない

ショーの内容はネタバレに当たるので言及しませんが、第1部・第2部通して何度も行われるプリキュアさんの変身シーン。毎回違った演出で、そのたびに会場の大人から「おぉー!」と感激の声が聞こえます
真面目な話、ステージ上で変身するには

  1. 変身前のキャラクターがどこかに隠れる

  2. ステージ袖から変身後のキャラクターを登場させる

  3. 変身前のキャラクターをステージから捌けさせる

という手順が必須なわけですが、これを光と影・音響を使い分け、数秒でやってのけるのです。演者さんだけではなくスタッフさんや裏方さんの一致団結がなければ、あの完成度は出せないと思います。また、この光・影・音の使い方が絶妙で、もはや「2.5次元版プロジェクションマッピング」と言ってしまっても過言ではないと感じました。

第2部のはじめにダンスレッスン(撮影可能)

第1部が約40分、そこから15分の休憩を挟んで第2部が始まります。第2部のはじめにプリキュアさんによるダンスレッスンが行われます。このシーンは撮影可能でした(ネットへのアップは禁止)。私もずっと動画撮影してました。
ちょっと難しめのお話になるのですが、このシーンの撮影はかなり難しいです。ステージから距離があるだけでなく、暗めの客席と明るめのステージ・動くキャラクターさんたち。動画はともかく、周囲で写真撮影されている方は苦労していたように記憶しています。

キャストさんへの負担配分が絶妙

これは私もキャラクターショーのキャストとしてステージに立ったことがあるから(小さなステージばかりですが)気づいたことなのですが、キャストさん・スタッフさんへ掛かる負担がかなり綿密に計算されている印象を受けました。
というのも、第2部の終盤でステージ上に10人以上の歴代プリキュアが勢ぞろいするシーンがあるんですね。ステージ上にいるキャラクターさんは(たしか)13人くらいだったと思います。この終盤にしか出番のないキャストさんたち、おそらく(私の予想では)出番のない第1部の間は会場周辺の必要なくなったポスターやチェーンポール(列を整理するための道具)の撤去などを行っていたと思うのです…(あくまで予想)。あるいは、第一部の間だけ出番の多いキャラクターをダブルキャスト(ふたりの演者さん)で演じていた、なんてことも想像しちゃいました。
とにかく、スタッフさんの動きに無駄がないのは、さすがプロの劇団だなぁと思い知らされた感じです。

ハイタッチ会(撮影可能)

終演後、ハイタッチ会に移るのですが、やはりこの場面でもスタッフさんの動きに無駄がない印象を強く受けました。数百人規模のお客さんを流れるように誘導するんです。本当に「立ち止まる」という事がほとんどなくて、文字通り「流れて」いました。
ちなみに、このハイタッチ会は撮影可能です(ネットへのアップロードは禁止)。私は右手でハイタッチしながら左手で動画撮影しました。あとで見返したら、画面いっぱいに映る4K画質のプリキュアさん、とても尊い…!

大人ひとりで参加しても大丈夫?

「子ども連ればかりで行きづらいかも…」と考えている方、ひとりでも大丈夫です。ほとんどお子さん連れですが、ひとりで来られている方も散見されました。偶然にも私の隣の席の方なんて、ロリータ衣装を着て一人で参加されていましたので「恥ずかしい」なんて思わなくても大丈夫です。
ハイタッチ会では、ひとりでもプリキュアさんたち、優しく接してくれますよ。

交通の便について

都会ではどうなのか分かりませんが、少なくとも地方都市では周辺の駐車場はかなり混み合います。私は、あえて会場から離れた公営の地下駐車場に停めましたが(障害者割引で半額になるので)、ここも普段より混んでいた気がします。
もし参加される方は早めの行動をオススメします。

最後に

会場には「劇団飛行船」の車両も

劇団飛行船の皆さま、楽しい時間をありがとうございました!機会があれば、次回も必ず観に行きたいと思えるショーでした。

【公式サイト】
ひろがるスカイ!プリキュア ドリームステージ♪

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