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【補助金予習】ホテルの省エネ化に!「宿泊施設サスティナビリティ強化支援事業/観光庁

令和5年度補正予算が11月末に成立しました。
今後、予算で計上された各支援施策の公募が開始される見込みです。

支援施策を上手に活用するためにも、
公募前から準備をしておきたいところです。

まずは観光庁「宿泊施設サスティナビリティ強化支援事業」
こちらはホテルやゲストハウスなどの省エネ化などの設備更新に活用できる制度です。


事業概要

現在公開されている事業概要は下図の通りです。

令和5年度 観光庁関係補正予算 資料より抜粋

ホテルやゲストハウスにおける省エネ施設の導入を支援する制度として、
具体例としてボイラー、太陽光発電、省エネ空調が挙げられています。

類似テーマの「北海道宿泊業環境整備緊急対策事業支援金」では、
客室・厨房施設なども対象となったことから、
テレビや冷蔵庫などの設備・備品も対象もなるかもしれません。

公募前にしておきたい準備

北海道宿泊業環境整備緊急対策事業支援金」では「現在使っているものよりもエネルギー効率が10%以上改善される設備の導入」が補助要件でした。
「宿泊施設サスティナビリティ強化支援事業」においても、省エネ効率が条件となることが予想されます。

そのため、現時点で出来る準備としては、既存設備・機材の「現在のエネルギー効率」(型番・カタログスペック)の確認と入れ替え候補の設備の検討をしておくことで、公募がかかった時点で円滑に申請が出来るのではないかと思います。

上手に活用するために今から準備を。

こちらの記事にも書きましたが、補助金活用で、「手段が目的化する」罠に陥る経営者は少なくありません。

しっかり吟味した投資をするために、今から自社の設備の中で、省エネ化ができるものの洗い出しをしておきたいですね!

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