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彼岸過迄 〜to the autumnal equinox and beyond〜

例年より遅く咲いた今年の彼岸花ですが、ほぼ見頃は終わりその姿は秋風と共に消えようとしています。
今考えている作品のイメージはかなり重厚でダークネスでサイコロジカル(?)なものなんですが、その作品制作のためには好天ではダメで日陰または曇天下での撮影が不可欠でした。でも撮影に行ったときは惚れ惚れするくらいの秋晴れでなかなか撮影には苦労しました。でもなんとか素材を集めることができたのでこれから二回目の撮影に入りたいと思います。
ということで新作はかなりディープめな世界に陥りそうな予感ですが一部マニアの方どうぞお楽しみに。
こちらの作例は彼岸花(赤と白で一回ずつ露光したもの)と、廃墟でのポートレート(一回露光)による計3回多重露光したもの。Kodakスライドによるクロス現像で、ビビッドかつハイコントラストな仕上がりになりました。重厚さというよりは非日常感を意識してのフィルム(現像方法)チョイスです。白の彼岸花が何気に生きました。
カメラ:Lomo LC-A+
フィルム:Kodak EBX100 (期限切れ/クロス現像)
撮影地:岐阜県(彼岸花)と滋賀県(廃墟)
撮影方法:多重露光(3回露光)

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