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《聴こえすぎ》4人目のマリちゃんの遺産相続。

(タイトルが生活笑百科みたいになっちゃった…)

これは私が
「ADHDかもね、調べてみようか?」
と言われる前のお話。
1年ほど前の出来事です。


友人と小さな飲食店で軽く食事をしたとき。

隣の席のオジサマ、オバサマ方が口々に遺産相続の話しをしていました。
ご自身たちのではなく、姪御さんが受け取る遺産の話でした。

マリちゃんだけが首を縦に振ってくれたけど、上の3人がねぇ…
4人目のマリちゃんだけがねぇ…
上たちがあれだけ嫌がれば、仕方ないけどねぇ…


私は友人と話をしながら、相槌も打ちながら、自分のことも話しながら…

……マリちゃん、大丈夫なの?!
……頑なに上の兄弟が拒否るって…
……相続して大丈夫なの、それ…
……親御さん、マリちゃんにだけ優しかったのか?

余計なことを考えてしまいました。


私は
「小さなお店だし、席数も限られてるからお店を変えましょう」
と、お店を変える提案をしました。

次のお店まで歩きながら友人に話しました。
「私は聴いてなかった〜」
とのこと。
どうやら私だけ気にしていたらしいぞ……?


友人と個性的な喫茶店でお茶をしていたら、入口のベルが鳴り、聴こえてくるではないか…

マリちゃんだけだよ〜?
いいよって言ってくれたの〜
上たちはさ〜


オジサマ、オバサマー!!

ちょっと歩いただけのお店ではダメでした(笑)。


自分自身もいつかは親の死を知ったら相続放棄のために家裁に行くことになります。

正直、遺産相続の話を聴くのはあまり好きではないのです。



その日は楽しかったはずなのに、頭(耳ではなく)が疲れ切ってしまいました。


そんな話を障害オープン就労時にフォローしてくれた方にしたら、
「〇〇さんには❝その場に必要な音だけを拾う能力❞がないのかも。
そういう障害も存在するから、新しく移るお医者さんにはそのことも話してみるといいかもしれない」
と教えてもらいました。
当時は聴覚過敏とかも「障害として」はまだ疑っていなかったんです。
自分はたくさん怖い思いをしてきたから、音に敏感になっちゃったんだろうなと思っていました。

結局、その「移ったお医者さん」は私の聴覚過敏については何も言いませんでした。


おそらく、音を拾う力が弱いのと、全部同じ音量で聴こえるのは厳密には違うだろうし、私の場合はPTSDはまず関係ありと踏むべきだし、未だに正確なことは解っていないけど…。


いや〜、オジサマ、オバサマがついてこられないほど離れた距離の喫茶店を選ばなくてはならなかったなぁ(笑)。
でも、今どきのシニアはお元気だからなぁ。
若者より運動量多かったりするもんね。


マリちゃん…たぶん、私より10歳くらい上じゃないかな。
オジサマ、オバサマのご年齢からすると。


聴こえすぎるのは結構疲れます。

いずれは「聴こえてきても大丈夫」と自分の身体が反応(疲弊)しても「大丈夫」であると言い聞かせていく訓練もするでしょう。

ただ、不快感だったり、うるさいなぁ、だったりは耐え過ぎても良くない気がしています。

聴覚に関しては、PTSDと元々の気質、いや器質が絡んでいるため、根性論に落とし込むのは無理があると私は感じています。
この辺は心理士さんにお伝えすべき情報だよなぁ…と考えています。


マリちゃんだけ女の子だったから贔屓されたのかなぁ…
ほかは男の子だったみたいだし…
どこまで聴こえてんねん⤵⤵



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