情景140.「廃線跡を通る」【掌編小説 at カクヨム】
今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景』から「廃線跡を通る」です。
電車も線路も登場しない、鉄道の情景。
母の実家の近くにこういう場所があって、私はしばしば訪れています。
廃線跡って不思議な場所ですよね。
線路が取っ払われてしまったら、均されるまでただ真っすぐ、畦道のようなラインが伸びるだけの場所があり続けるのです。
なんだか、そこに立つとどこまで行けるか歩いてみたくなります。
まァ、危ないのでやりませんが。
使われなくなって何年も経ったような、誰もいないプラットフォームにちょこんと立ってみるなんてもいいですね。
廃線跡に立ってありし日を偲ぶ情景、お楽しみください。
『あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。
どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。
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