【リストラ⑦】

メーカーというものは、ながれ作業的に無尽蔵に商品を作ることができる、と浅はかに思っていたのだが、まさしく業界知らずの世間知らず、浅はかな素人考えであったことを痛く思い知らされた。生産計画?何それ?注文が入ったらすぐ作って届けたらいいじゃん、というような簡単なものでは到底なかった
発注?在庫?当時は今のようなSCM連携というようなシステムもなく、ただただ闇雲に得意先からの注文を処理しつつ、品切れと納期のかかりすぎで、電話で怒鳴られ、工場に納期短縮依頼をするが、けんもほろろ・・・満足な納期を得ることはできず、ただただ疲弊するばかり・・・いったいなんだったんだろうか?

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