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日々是紅茶㉖2月2日 チョコレートミーティング☆~チョコレートと紅茶の関係~

一年で一番チョコレートが多く出回る季節に突入。
皆さんは、チョコレートを口にする時、どんな飲み物と合わせるだろうか?
コーヒーや緑茶ほうじ茶、ワインやブランデーなどお酒と合わせる人も増えているかもしれない。
今回は、紅茶もちょっとしたコツを押さえるとチョコレートととも相性いいよ!というお話。

まだ我が家がテレビを断捨離していなかった頃の昔の記憶。
有名なショコラティエのピエールマルコリーニさんが、テレビ番組で「チョコレートの香りを堪能するには本当は水が一番!あと緑茶も合うよ!」みたいな内容のことを仰っていた。
当時、都内のバレンタインの催事でピエールマルコリーニさんをお見かけした。
ご本人からサインをもらったり一緒に写真が撮れるという企画があって、多くの女性が長い列をなしているのを見た。
ピエールさん、延々と続くツーショットタイムを笑顔でウインクとか挟みながら明るく対応していた。
チョコレートと彼のキャラクター両方が女性を魅了していた。
今でも安定した人気のチョコレート専門店であり続けているのは、彼の人柄も大きいのだろうなと久しぶりに懐かしく情景を思い出した。

さて、紅茶ファンの中では、「チョコレートに合う紅茶はセイロンティーのウバ」という説をよく聞く。
それは本当なのか?
あまのじゃくな私が実験してきた結果、そうでもあるしそうでないこともあった。
昨年に引き続き今回もhomimi紅茶会の題材として、私が今住んでいる鎌倉周辺のチョコレート専門店またはお菓子屋さんのチョコレート菓子で検証した。

主にセレクトしたお店は、以下の通り。

①ショコラトリーCALVA(カルヴァ)
②メゾンカカオ
③ショコラトリーキャメル
④イルドショコラ
⑤レオニダス

実は美味しいチョコレートを扱うお店が鎌倉には沢山ある。
鎌倉はカレー屋さんとおそば屋さんだけでなく、チョコレート屋さんも意外と集結している。

一口にチョコレートと言っても、まずそもそも初めに、チョコレート菓子なのか、チョコレート単体(生チョコレートとか板チョコとか)なのかによってかなり違う。

一般的な幅広い紅茶と合わせやすいのは、チョコレート菓子と合わせること。
チョコレートクッキーやタルト、ココア風味のバウムクーヘンやパウンドケーキ。
カカオは収穫後に火入れする前に発酵させる工程があるが、紅茶の萎凋発酵とも共通点を感じる。
それによって複雑なフレーバーがカカオや紅茶の内側に醸されていく。
チョコレート菓子だと基本的には苦味は感じにくいので、優しい紅茶でも淡さを楽しめるだろう。

ただ、チョコレート単体だと、カカオ率、甘さ加減、ミルク感、フレーバー、油分、カカオ豆の個性など・・・チョコレートの種類によって、合わせたい紅茶は変化してくることを改めて実感。
好みもあるし正解はないけれど、ある程度の傾向はあるかな、と掴めてきたので、もう少し具体的な実験結果については次回へ。



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