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#1 【40代からの日向坂46】すべては「影山優佳」からはじまった

2022年、サッカーW杯カタール大会、”三笘の1ミリ”に日本中が湧く中、その裏で、と表すには勿体ないくらいの目覚ましい活躍を見せていたのが「影山優佳」でした。「#影山寝ろ」というハッシュタグが話題になるほど、Abemaでの試合中継を中心に、毎日のように彼女の天真爛漫で元気いっぱいの姿がTVに映し出され、アイドルとは思えないサッカーへの深い造詣と愛情が国民の知るところとなりました。

僕自身、JリーグではFC東京を応援していて、コロナ前は時折、味スタのゴール裏に通う日々を過ごしていましたし、久保建英など日本人選手を中心に海外サッカーも好きでよく観ていたため、DAZNのウッチーの番組などを通して、影山さんがアイドル離れしたサッカーの知識を持っていることは知っていたし、「日向坂46」なるアイドルグループが最近人気があって、彼女がその一員であることもかろうじて知ってはいました。そして、その程度でした。

W杯期間中、毎日のように「影山優佳」を見るうちにだんだんと、彼女自身に興味が湧き、日向坂46(けやき坂46)の1期生であり、名門・筑波大附属出身であることなどwikipediaで基礎知識を得て、テレビで彼女が映ると自然と目で追うようになりました。
そして2022年の大晦日、紅白歌合戦で日向坂46がパフォーマンスをした際には、日本中の「にわかカゲサポ」たちとともに、

「影ちゃんどこだ!?」
「影しかわからん!!」
「あれ?影ちゃんってあんまり目立ってなくない!?」
「あ!橋本環奈と何かやってる!!」
「おー!影ってほんとにアイドルなんだなー!」

と、アイドル・影山優佳に初めて触れることになり、このあたりからそろそろ、「あ、なんか影山優佳いいな」と自分が思い始めていることを自覚するようになりました。

年が明けて2023年の1月3日、たぶんまた何かインターネットで影山優佳に関する記事などを読んでいたんだと思います。その流れで初めて、日向坂46の公式サイトにアクセスしました。なんの気なしにスマホの画面をスクロールしてフッターまでたどり着いたときに目にしたのが「メッセージアプリ」という文字でした。「へー、こんなものがあるのか。」と思ったものの、「有料」という文字を見て、「あーはいはい、、」そう独りごちて、ブラウザを閉じる、これまでの僕ならば間違いなくそうだったのですが、もう恐らくはこの時点ですでに何か違う境地にあったんでしょうね。少し考えたかどうかのうちにアプリをインストールして、影山優佳、購読、とボタンを進めていました。

正直、今までの僕からしたら、まさか自分がアイドルに課金!?という感じでした。ただ、この時点ではまだ、あくまで対象は「影山優佳」個人に向いていて、日向坂46を好きになった、ファンになったという意識は全くありませんでした。しかし、このあと僕は一瞬にしてその一線を越え、決して小さくない自己変革を意識しながら「おひさま」を名乗り、こんな駄文を書き連ねるようになってしまいました。

40代も半ばにして、人生で全く初めてアイドルのファンになり、「推し」を知った男が、日々新鮮な気持ちで考え、行動するようになった「推し活」について、その記録を残してみようと思ったわけです。



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