すぐに真似したくなる!Netflixで観れるお料理系TV番組まとめ

自粛生活にもすっかり慣れて(飽きて?)きて、
毎日の楽しみといえば美味しいご飯を食べることくらい…。
だけど、毎日3食献立を考えるのもだんだん大変になってきました。
だって!もともとあんまりレパートリーがないんだもの!

ということで、Netflixで見れるお料理系TVシリーズをまとめてみました。
Netflixってたくさん料理番組があって飽きないけど、
どれが面白いのかわかんくなったりするんですよね…。
今回選んだ番組は、もともと見ていた番組もあるし、
ここ最近で見た番組もあります。
そして、実際にそのレシピを試してみたりも。たまに失敗するけど…。
「見て楽しい、作っても楽しい」そんな番組たちです!

1. ザ・シェフ・ショー ~だから料理は楽しい!~

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の
監督ジョン・ファヴローと、友人でシェフのロイ・チョイによる料理番組。
映画はチョイのフードトラックから構想を得たとも言われていて、
この映画を作る際にはチョイがファヴローに料理を教えていたそう。

本編では、映画に出てくる料理や
チョイが経営するレストランのメニューを作ったり、
さまざまなシェフや話題のお店を訪ねて、美味しい料理に舌鼓を打つ。
ゲストもたくさんで、あの有名俳優さんも登場!意外な一面も見れるかも?
もちろん、シェフたちの料理への熱い想いや、
食材がどのように生産され、選ばれているかなども学べます。

この番組を見るなら、先に映画を観た方がより一層楽しめると思う。
とにかく、料理が好きなふたりが、時にふざけながら
楽しそうに、かつ自由に料理しているのが見ていて楽しい。
本編で出てくるレシピの一部は、公式HP(英語版)に掲載されている。
私も、「スカーレットのパスタ」をすでに何度も作っています!

2. レイチェルのパリの小さなキッチン

BBC制作のこの番組は、ホストでパリ在住のレイチェル・クーが
自宅の小さなキッチンでフランスのおうちご飯を紹介します。
NHKでも放送されたり、DVD BOOKやレシピ本も
発売されたりしているので知っている人も多いかも。

彼女は自宅にある2席だけのレストランのためにご飯を作るのだけど、
調理中は結構ばっさり切り捨てるので、見ていて気持ち良いんです。
「バターたっぷりでいいんだ!」「美味しい物ものに罪はない!」
これまでの罪悪感なしに、料理と向き合うことができます(笑)
しかも、レイチェルのキッチンは本当に小さいので、
東京の一人暮らしの狭いお部屋でもできるんじゃないかな?

ただ作るだけではなくて、レイチェルも生産者に話を聞いたりします。
長年料理が不味いと言われてきたイギリス出身・BBC制作なだけあって、
こういった食育要素はしっかりしている印象。
「ザ・シェフ・ショー」よりもこの辺りは硬派な感じがします。

残念ながら5/19で配信終了してしまったようです…。
でもきっとまた観るチャンスはあるはず!

3. ナディアのお助けクッキング

こちらはイギリス在住のシェフ、ナディア・フセインがホスト。
彼女は、「The Great Britain Bakeoff」の優勝者でもあります。
この番組のコンセプトは、時短!

各エピソード、3つの要素があって
・ナディアの自宅で、お気に入り時短レシピを紹介
・イギリス各地の忙しい人たちを時短レシピで解決
・レシピで使用する食材の生産者、工場を訪問
という感じです。

とにかくナディアのキッチンはカラフルで可愛い!
彼女のキャラクターも明るくて、思い切りがいいところが素敵。
だって、こんなにも「缶詰でOK!」とか
「たくさん使わないなら粉末で!」なんて言うシェフいたかな?
ただでさえ忙しいのに、料理に時間をかけて、
自分の時間や家族との時間を削るくらいなら使えるものは使おう!
完璧じゃなくてもいい!

というメッセージは、すべての人の背中を押してくれるはず。

確かに、ちょっとオイリーだったり、
馴染みがない感じの料理、試しにくい料理もあるけど、
少なくとも料理へのハードルは下がります。
実際に試してみたら、少し失敗したけど
味はよかったから結果オーライ!ってことで。
ああ、でもベイクドビーンズだけは絶対に無理…(笑)

ここからは番外編として、
作るのは難しそうだけど見ていて楽しい料理番組を3つ紹介します。

4. シェフのテーブル

こちらは、毎エピソード、
異なるプロのシェフにフォーカスを当てたドキュメンタリー番組。
今では超有名なシェフの、下積み時代や苦労、挑戦などなど
シェフとしての人生を紐解いていきます。

今まで知らなかった料理を知ることはもちろん、
料理人たちの情熱や、その時代・社会において
どのように確立してきたのか、を知ることができます。

誰かが「料理人版の情熱大陸」と表現していたけど、
まさにその通りだと思います。
世界中の料理人たちを知りたい人に。

5. スイーツチャンピオン

Netflixにはスイーツ対決系の番組がいくつかありますが、
個人的にあまり嫌な気持ちにならずに見れるのは、
この『スイーツチャンピオン』かなと思います。
これは、プロのお菓子職人たちが、
毎回テーマに沿ってお菓子を作り対決する番組です。

使っている材料はさておき(笑)
その技術や見た目の美しさは素晴らしいなと思います。
プロでも得意不得意なお菓子があって、
この番組で初挑戦したり、緊張で失敗したり。
プロ同士が本気で戦うからこそ、
人間ドラマが生まれ、感動や驚きが生まれるのです。
それがこの番組の面白さなんじゃないかなと思います。

6. アグリー・デリシャス: 極上の"食"物語

NYのラーメンレストラン「モモフク」で有名になった
デイビッド・チャンがホストを務めるジャンキー系料理ドキュメンタリー。
取り上げるものは、ピザやタコスなどザ・アメリカ!
B級グルメと呼ばれるようなものたち。
彼の発言は、結構過激なんだけど、
美味しそうに食べるもんだからついつい見てしまう。そして空腹。

この番組が面白いのって、
「今はアメリカで人気だけど、これのルーツってなに?」
って部分を追求するからだと思う。
彼自身、韓国系アメリカ人で、日本で働いていたこともある、
みたいな複雑なバックグラウンド(良い意味で)を持っていて、
だからこそ、「なんで?」「今のこの料理の姿はどう思う?」みたいな
質問がたくさん出てくるんだと思う。
見ていて、「ハッ!」とさせられる瞬間がきっとあるはずです。

各番組について、細かい分析は省きましたが、
少しでもそれぞれの魅力が伝われば良いなと思います!
そういえば、以前に「料理映画」の記事も書いていたので、
良ければこちらも読んでみてください。

さあ、今日も美味しいごはんを食べるぞ!