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「ぶっ殺したくなるから歯磨きして?」

最近、夫からされる嫌なことが続いていて気持ちの整理のためにnote
衝撃的な見出しですが、これは愛着障害の回避型と診断されている夫から我が子へ私のいない場所で発せられた言葉です。

お父さん?アレはいけないからやったらダメだよ😄

4月も半分過ぎた頃、穏便に暮らすこと娘と父親である夫とのいざこざを解説してお互いに理解をしてもらうために仲裁する毎日に疲れ果てたある週末の夜、疲れた私は先に寝室に行ってスマホで映画を見ていた。

夫に連れてこられた息子が
私のいる前で「お父さん、アレはいけないからやったらダメだよ」って何回も言っていた。
不思議に思った私は「何かあったの?」と聞いた。息子の口から出たのは衝撃なフレーズ。「お父さん?”ぶっ殺したくなるから早く歯磨きしろよ”はダメだよ」ってものすごく優しく穏やかで丁寧な口調で言っている😭

本当にそんなこと言ったのかな息子が大袈裟に言っているかもと夫の方に視線をやると夫が黙ってうなづいてさっと消えた。(おっと・・・

父親の姿が消えたのを見てワントーン明るい声で「お父さんのお母さんはそれはダメだよ、ぶっ殺したくなるからはダメだよって教えなかったのかな?」って言い出した。

はぁ、ため息。5歳の子どもがなかなか歯磨きしなくて「ぶっ殺したくなる」大人がここにいたか。

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絶対やってはいけない→言うことを聞かない子どもに手を焼いたときの手段としての脅し

子育てしてる上で最低で最悪だなと思うのが「言うことを聞かない子どもに手を焼いた時に使う脅し」

これを使ってしまうと子供からの信頼がガタ落ちしてしまい、普段から言うことを聞かなくなってくる。

なぜか。。。

子どもがすんなり言うことを聞く時って、子ども自身も調子がいいことが多い。
幼稚園や学校など外の世界でうまくいっている時、睡眠がうまく取れていて気候も良くて・・・お利口にしていることが自分自身楽しめているときはすんなり言うことを聞いてくれることが多いように思う。

疲れている時こそ、ぐだぐだする。
大人も同じだよね、スマホがいつまでもやめられないときや早くお風呂に入って早く寝なくちゃと思っていても、時間ばかり過ぎていく夜。

そんな日は子どもにもあるんだと言うこと。

だったら、子どもが気分良くお利口でいられるような、お利口でいる自分を楽しめているようにサポートしてあげられたらいいと思うのだけれど

結局子育てって子どもとのコミュニケーションな訳で、大人と意思の疎通が苦手な人は子どもと良好な人間関係を築くのは難しいのかなと思ってしまう。

子どもは未熟な大人じゃなくて、子どもは一人の人間としてその世界線で生きてるんだよってことを忘れないで欲しいんだよね。

週の初め、週の終わり、外でたくさん遊んできた日は・・・

積極的に子育てしている人なら週の初め、週の終わり、連休明け、たくさん遊んだ日は夜になるとぐだぐだしてくるのは想定している人が多いのではと思う。

特に4月は幼稚園も学校も新年度が始まって、新しい環境の生活がスタートする。
大人も会社では新チームになったり、新しいことが始まり慣れるまでに疲れることがあるけれど、子どもたちが受ける緊張感とかは大人の倍以上だと思う。それは小さい時から変化を見てくればきっとわかること。

新年度、成長した自分が誇らしくて、楽しくて生き生きしているように見えても生き生きしていて楽しいことと体や心の疲れは別のこと。

楽しいから疲れないなんてのは幻想で、現実には楽しければ楽しいほど体は疲れるのでは?と思う。楽しくて心の疲れが吹っ飛ぶことがあっても体は疲れるだろうから早く寝て元気を貯めようというのが私の接し方だった。

4月には家庭の中の役割(お手伝いなど)で負担をかけないように注意して配慮して、なるべく早く夜眠れるようにと尽力してきたんだけどな。

夫には何も見えていない様子。これはとても悲しい。

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コロナ禍でテレワークになり子どもと接し始めて1年

そう、コロナ禍でテレワークが始まるまで夫が子どもと接する時間は朝の30分くらいだったので何も知らなくて仕方のない夫。土日も仕事に逃げて?子どもたちの変化を私から聞きたがることもなかったから、本当に何も知らないんだと思う。

コロナ禍でテレワークが始まり1年が経つ、養育者としても紆余曲折ありながらも成長してきているとは思ったけれど、4月の子どもたちの緊張感を経験するのは初めてなのだと思えばうまく対応できないのも仕方のないことなのだけれど。
それにしても、子どもを見て会話すれば多少は理解できようものも、言葉は交わしていても会話はできていないのだろうと思う。

こんなに毎日疲れて帰ってきているところに、普段通りとか3月のパフォーマンスを要求するのは無理だと言うことを知らなかった夫にいくら言葉で説明してもご理解いただけない様子。

絶対に言ってはいけない言葉を子どもに向かって口にする幼さ

小さな子どもに「ぶっ殺したくなる」なんて絶対に言ってはいけないと思うんだけれど、「何回言っても歯磨きしてくれないからイライラして怒りたくなっちゃう」この意味で使ってるとしたら幼いとしか言いようがない。

私は子どもたちがなかなか寝る支度が進まない時には「何回言っても通じなくて歯ブラシ持ってきてもできなくて、イライラしてきて怒りたくなっちゃうよ。磨いて早くお布団でゴロゴロしようよ」と諭す。

そのフレーズとぶっ殺したくなるが同列と認識してるのか、衝動的に怒り口から出してしまったのか不明。

自分の気持ちを知ることのなかった小さな子どもが自分の気持ちを知ることなく、親になった。初めて自分を身包みはかして等身大の自分としてぶつかってくるのは我が子だった。
初めて剥き出しになったような夫の感情は3歳児並。本当に困った。

ぶっ殺したくなるって、スレスレセーフにするけれど人間て強い言葉を使うと次はそれ以上のことをするから注意が必要だなと思って見守っていた。

本人にも「ぶっ殺したくなる」ってイライラすることと同等に使っているのなら、それは間違いだし言ってはいけない。と伝えたのだけれど

恐れていたことは3日後くらいに起きたよね

エスカレートするんじゃないかなーと思っていたけれど、私の仕事は業務内容的にテレワークできないので通勤していてその分家にいる夫が夕方は迎えに行ってくれたりする。

面倒を見ていると言うよりは、別室で仕事をしているので結構放置なのですが。

ダッシュで帰れば18:20ごろに家について子どもたちが晩御飯支度し始めてくれるから家に着いたら私も手伝ってなるべく早く18:40頃にはご飯を食べ始められるのですが、遅くなってしまって帰宅途中の18:30ごろギャン泣きの電話が来て何があったのかと思ったら、「お父さんがテメェらとか言うから怖くて端っこで泣いててあっち行ってよってツンてしたら突き飛ばされた。転んだ。怖い。」と泣いていて二人でキッチンの隅で泣いていると言っていた

ぶっ殺したくなっちゃうって言った数日後に声を荒げて突き飛ばすことの破壊力がわかってない。

夫からも「もう無理だ。またブチギレた。」ってLINEきたので

「わかった。もう無理なら仕方ないよね、なるべく早く出ていけるようにするね。」と返信した。

私が家にいない以上、守ってあげられないから夫の一番嫌がる”離婚”を匂わせてとりあえず、鎮めようと思って。

この件について「児童精神科の先生に相談しよう」って言ってきたんだけれど、相談しようってなんだろう。上から物を言っていることに自覚があるのかないのか。

相談するのは夫であって私ではないでしょうと思った。

数日後、私が児童精神科の医師に相談しに行った。この人やっぱり異常なんじゃないかって思ったからね。精神科医の先生は「治っている途中」と言っていたよ。

ただし、言葉の暴力(ぶっ殺したくなっちゃう)と突き飛ばしたことはいけないことなので、ひどくなるようなら児童相談所にも間に入ってもらったほうがいいかもしれない。でも、ひとまずはペアレントトレーニングで対応してみようと言うことになった。

ひどい親に育てられたリスク、それを取るのは妻となった私であり子どもとなった二人であり。

そしてその二人は私の大切な子どもたち。私が大切に育ててる可愛い子どもたちを傷つけられることがとても悲しい。

正直、しんどいなと思う。

結婚する前に夫の口から聞かされていた義母の姿は、幻想だったんだと今になってわかるよ。(いや、実際は上の子を産んだ時点でなんとなくわかってたけど)

友達にも話を聞いてもらったんだけど、人生で一回も「ぶっ殺したくなる」なんて想像もしなさそうな物腰の柔らかさで信じられないけど言うんだねびっくり。家にいない時にそんな風にされたら心配で出かけられないよねと。ほんとに。

とりあえず、夫の前では「次に突き飛ばされたら警察に電話すること」と言ったけれど、後から夫のいない所で子どもたちには「何かされたり怒鳴られたらとりあえず、隣のうちに行こう」と言った。隣のママさんにはちらっと話してるので、子どもたちが学校から帰ってきてからの1時間くらいはなんとかなるのではと思った。

お父さん、家の外歩けなくなっちゃうよと心配していたので
「パトカーが来るほうが大ごとになるから、とりあえず隣のうちにピンポーンて行ってみよう。隣のママ、言いふらしたりしないから大丈夫だよ」と伝えた。

隣のうちに突撃しないとならないようなことが起きませんように。祈る。

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自分の気持ち見つめて言葉にできる力

お昼ご飯は冷やし中華だよと5歳の子に伝えたら、茶色いのが食べたいという。
茶色のってお蕎麦かな?「茶色いの!」と言う。なんだかご機嫌悪そう。

「そうか、お蕎麦が食べたいのね。冷やし中華の予定だったんだけど全然食べない?」
「いらない!茶色いの食べるの!」

そう言ったので、一人分だけお蕎麦を茹でたのにね、いざ皆が冷やし中華を食べ始めたら「ボクもそれ食べたい」と言う

私に「えーーーお蕎麦食べるって言ってたじゃん!」と言われても

「でもお蕎麦食べたら足りなかったから、それ食べたい」と自分の気持ちを言える我が子

「えーーーさっき私が少し食べたらって聞いたのに”いらない”って怒ってたじゃん!」と姉に言われても「だってぇ、食べたい」と言える我が子。

もうしょうがないなーと冷やし中華を分けてもらって「ありがとう」が言える我が子

「しやしちゅうかがわからなかったの」

そっか、袋見せたけどいつものと違う豪華なのだったからわからなかったのね。

「食べてるの見たら、あ好きなやつだって思ったの」

そっかそっか、もうひとつ茹でるから大丈夫だよ。今度から早めに教えてもらえると嬉しいです。

この間も夫は黙ったまま。
かけてあげたい言葉が見つからないのか見えないのか謎。

私、こんな環境で子育て頑張ってるなぁと自画自賛する瞬間。


でも、正直もうここから抜け出したいな。

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