44.第七回十字軍
①リベンジするルイ9世
莫大な身代金を払って釈放されたルイ9世。
飽きずにもう一度チャレンジ。
②エジプトへ向かう途中・・・。
第五回十字軍の時、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の生まれ故郷だったシチリア。
フリードリヒ2世の家系が断絶したあと、シチリアを治めていたのはルイ9世の弟でアンジュー伯。
アンジュー伯はシチリアの民を迫害。
アンジュー伯「異教徒め。汚らわしい!」
シチリアの住民はイスラム教徒が多く、アンジュー伯は毛嫌いしていた。
アンジュー伯「ここを兄者の十字軍の供給地にしよう!」
※ちなみにこの12年後、シチリアで事件が発生。
シチリアの女性がアンジューの関係者に暴行されたと言うのだ。これに怒ったシチリア住民の暴動が発生し、4000人のフランス系住民が殺された。
「シチリアの晩祷」と言う。
③ルイ9世はチュニジアに降り立つ。
衛生状態が悪く、ペストにかかって死亡!
これ以降、十字軍は派遣されなくなる・・・。
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