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(元)校長先生の留学日記~Feb.22

2月19日にバンクーバーに到着。2週間の隔離期間を終える3月8日から学校が始まるが、学校側が自主隔離中も勉強させてあげようと提供してくれる無料オンラインレッスンが、明日から始まる。トロント時間で実施されるので、朝6時から12時まで、休憩挟んで5時間もあると今日初めて知った。本来は出発2週間前にプレイスメントテストを行い、無料レッスンの準備を万端にするはずだったようだ。しかし、私は19日出発を急に決めたので、連絡がうまくいかず、プレイスメントテストを昨夜3時に受験した。

当初、準備万端に2020年の4月に留学を挙行する予定だったが、コロナで学生ビザ発行が休止になり延期。11月にビザ発行が再開されたのを受け手続きをして、2月末出発で事を進めていた。

しかし、カナダ政府が突然「入国者は政府指定のホテルに3日間自費(CAD2000)で滞在し陰性結果を得て入国を認める」という規制を近々発布すると1月末に発表した。「いつからなんだろう?」関心事はその一点に集まっていた。「2月22日から施行する」と発表があったのは2月13日のことだった。28日に予定していた出発を早めるか、また延期するか、やめるかの判断が必要だった。エアカナダは2週前に運航を停止し、毎日飛んでいたANAのフライトも週3便になっていて、規制施行前に入国するとしたら19日しかなかった。

学費も支払い済みでチケットも手配済み、、今行かないとまたいつ行けるかわからない。「こんな時だけど、こんな時だからこそ、今が自分のベストタイミングだと考える」ことを選択した。

留学に際しては、事前に自主隔離期間中の滞在先や食料手配に関する計画書を学校に提出する。カナダ政府からはArrive Canadaというアプリをダウンロードし、入国後2週間毎日体調の報告をすることが義務付けられている。もちろん入国時には英文陰性証明書の提出が求められた。17日夕方にはフライト72時間前のPCR検査を手配して、オンラインで看護師さんの指導の下採取した検体を箱に詰め、宅急便センターまで車を走らせ「明日午前必着で!」と叫んだ。

一般的な留学の準備としては、まず留学先の情報を集め、希望校とコースが決まったらオンラインで入学試験を受ける。合格通知を得たのちに、学費を支払い、それをもってビザ申請の手続きを始める。カナダの場合、生体認証も必要だったので東京まで指紋登録のために出かけた。

カナダでは若者が大学で学ぶのは当たり前だが、社会経験を積んだ大人が留学したり学ぼうとする行為を高く評価する考え方があるそうだ。有難いです。

なお、昨夜(今朝)3時に受験し11時にzoomによるスピーキングテスト受験30分後に「明日から使う教科書です」と送られてきたPDFは以下のとおりです。

American English File 4(p169),   American English workbook (p79)                  English Phrasal Verbs in Use (p210), oxford word skills Advanced (p258)

わかっていたけれど、ページ数半端ない

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