デザイン日々考察日記 vol7: ZOZOTOWN おまかせ定期便

ZOZOTOWNのおまかせ定期便とは、新しくZOZOTOWNにて始まったサービスで、自分のサイズデータをサイト内に登録すると、定期でZOZOTOWNと契約しているショップ店員が選んでくれるセレクトアイテムが送られてくる というサービスです。

ZOZOTOWNおまかせ定期便
→ http://zozo.jp/teikibin/

ZOZOTOWNのサービスは普段から私もよく使うのですが、今回のおまかせ定期便サービスは、なんか良さそう と感じたため、考察日記を書いてみようと思います。

💡めっちゃいいと思ったポイントまとめ💡
① ZOZOSUITの新しい活用方法
普段ネットで洋服を見る際に、サイズなどの記載が色々書いてあると思うのですが、自分の体型についてサイズをきちんと図ったこともないし、正直あまり参考にしておりませんでした。なので、今回の定期便のサービスにおいても、自分の体のサイズを図って、いちいち入力するのは面倒だな…でもおまかせで服を送ってくれるサービスで自分の好きなブランドの洋服以外のものも送ってもらうので、サイズ入力した方がいいよな… という時のZOZOSUIT。

私はまだZOZOSUITを持っていないのですが、このスーツを着ると、自動的に自分の体のサイズが採寸されるようになっているようで、そこで採寸したデータをこのおまかせ定期便でも使えるようになっているようです。着るだけで正しいデータが算出されて、しかもそのサイズに合った洋服を届けてくれる。ZOZOSUITが初めて発表された時、なんのために使うんだろう と考えていたのですが、横展開が色々できそうだな と感じました。

② 洋服に興味がなくても、ZOZOTOWNは使える
私自身は洋服がとても好きなので、普段からZOZOTOWNのサイト上で、服をチェックしていたりするのですが、あまり洋服に興味がない方にはZOZOTOWNというサービスは遠い存在だったのではと感じています。

今回のサービスでは、自分自身の容姿も含めた情報を提供すれば、その人にあった洋服をショップ店員などの経験がある専門スタッフが組んでくれるということで、普段あまり洋服に興味がない方や、ネットで洋服を書い慣れていない方でも、少しは近寄りやすくなったのでは… と思いました。

注文を行う画面でも、サイズや洋服の好みを登録する画面でも、選択肢が全て写真になっており、洋服にあまり興味がない人でもなんとなくこれの方が良いかも と感覚的に選択できるような仕様になっていて、良いなと思いました。ただ、テイストの部分は、本当にオシャレに興味のない方だと、そもそも自分にどういう雰囲気のものがマッチするかわからないと思うので、選択肢としてそれさえもお任せする というものがあっても良いのかなと感じました。
(そもそもZOZOTOWNを少しでも触る人であれば、一定興味がある人がほとんどなので、そこまで配慮する必要もないのかもしれませんが。)

③ 扱う商品の幅広さ
ZOZOTOWNのおまかせ定期便では、定期的にショップ店員から希望に沿ったオススメの洋服が送られてきて、その中で自分が着てみてよかったもののみを購入できます。気に入らなかったものは、返品することが可能なのです。しかも返品料金はゼロ円。お試し感覚で試すことができるのがとっても素敵です。(しかも返却期間が7日間あるので、平日は仕事で忙しい人でも土日できちんと返却対応ができる余裕のある期間設定です。)

直近、ネットでものをレンタルして気に入ったものを購入できるというサービスは他にもあると思うのですが、その中でもZOZOTOWNは圧倒的に扱う商品数が多いと思います。様々なブランドが使っているECプラットフォームなので、テイストにも偏りがありませんし、自分が今まで知らなかったブランドとも出会える確率が高そうです。

④ 専門スタッフが選んでくれる安心感
自分の採寸データを登録して、その情報をものにコーディネートをするのではなく、ZOZOTOWNの定期便サービスでは、自分の写真やSNSなどを共有することで、データのみではなく、自分自身の雰囲気などもみた上で、コーディネートをしてもらえます。

どれだけ可愛くて、自分が望んだテイストの洋服が届いたとしても、自分に似合っていると感じることができなければ、購入意欲もやはり下がってしまいます。個人的にはやはりデータのみに基づいたマッチングではなく、店舗に行った時のような、人が自分自身をみた上で、マッチするものを選んでくれたという安心感がとても魅力的だな と感じました。


今回はデザイン考察というより、サービス考察のような記事になってしまいましたが、今回のおまかせ定期便はかなり優しいサービスだなと感じました。ZOZOTOWNは常に新しい施策が動いている気がするのですが、常にこういうサービスがあればより多くの人に使ってもらえる可能性がある と模索し、行動しているのがとても良いなと思っています。

それでは本日の考察は以上となります🔎

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