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冷房

雨の降る日の話である。仕事の関係で、とある研修を受けた。大学の講義室のような、雑風景な部屋で3時間、講師の一方的な語り口を聞いて眠気を乗り過ごした。

そんな中で気になったのは、あまりにも冷房か効きすぎていることである。寒いを通り越して、これは体に悪い寒さだと思わされた。
クールビズOKだったので軽装で行ったのが間違いだったと思うぐらい、寒かった。女の人たちは皆、持っている最大の防寒着を着ていたように感じる。

一緒に行った男性社員も、寒いと言っていた。筋肉ムキムキの上司だけ、ちょうどいいと言っていたが、それでもあの部屋は異常だといっていた。ムキムキ上司曰く、「自分は暑がりだから、ここの居心地が良い=みんな寒いはず」とのことであった。

寒い場所で話を聞くと、やはり話の内容は半分くらいしか入ってこない。寒い、なんとかして欲しい、寒い、なんとかしてほしい…。それがぐるぐる頭を回る。なんという、無駄な時間なのだろう。

世の中はもう少し寒い人に優しい世界になって欲しい、というのはわがままなのだろうか。
でも、スーパーの扉が開いた瞬間のあのひんやりした空気、あれは好きです。笑

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