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1人の世界
わたしは資格職で専門職で1人職である。つまり、今の職場に1人しかいない人材。
もちろん、会社にはたくさんの同職の同期がいるが、皆所属が違うので顔を合わせることはほぼない。OJTすら受けさせてもらえず、新卒で入社した日から、わたしはずっと一人で闘っている。
1人職というのは、いい面も悪い面もある。
横で、他職種の後輩がOJTを受けているのを見ると、羨ましい気持ちになる。わたしだって誰かに指導してもらいたい。たまには、そうやって甘えたくなるときがある。
小学校5年生で出会ったこの仕事にずっと憧れを抱いきた。残念ながら大学で学ぶうちに、目指す職業像が変わってしまったのであるが、それでもわたしはずっと目指してきた職業に就くことができた。
縁の下の力持ちだとか、雑用だとか、ついつい違う視点で見られがちで嫌な気持ちになることもある。それでもわたしは自分の職業に誇りを持っているし、今でも五年生のわたしが憧れた人たちを目指して切磋琢磨している。
仕事において目標とする先輩はいない。
こと仕事への誇りと、五年生のわたしへ恥ない働き方をしたいと思っている。
そして、自分のやってみたいことと職業がうまくマッチしなくて悩んでいたあの日に、新しい扉を開いてくれた母の友人には、今でも頭が上がらない。
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