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優しすぎるから。

#8月31日の夜に

「ひめは優しすぎるから、しんどくなっちゃうね。」
よく言われる。わたし、すごい腹黒い女なのに。
ごめんね、そんないい女じゃないのに。

だけど、他人に不快感を与えないように生きている。それが、イコール優しすぎるとなるらしい。
そんな程度の優しさでいいのか、そう思ったりもする。

この記事を読んでいる人で、もうすぐで始まる日常に嫌気がさしているあなた。
他人に不快感与えて生きよ。ちょっとぐらいいいじゃない。存在が不快って言われたって、そんなのあんたの価値観なんな?って確認すればいい。
わたしだって、わたしの価値観に合わせたらあなたがすごく不快ですけど、快適なフリして生きてますけどぉーって。

まぁ、そんな心持ちになれたのも最近なので。
わたしは学生時代本当に教室の端っこで大好きな小説を読むような子だった。
部活は準レギュラー。部活もクラスもカーストは下から2番目。華やかでも煌びやかでもない。テスト前にノート貸しちゃう女。

だけど、ずっと思ってた。
他人に優しくするフリをすれば、それなりに人ってわたしを過大評価してくれる。その分、優しさで埋めないといけないけど。

生きにくい現代。いろんな考え方で溢れて、どの考え方が正しいのか分からなくなる。時には立ち止まって。生命を失う前に、どうか。
考え方なんて変えなくてもいいから。優しさだって捨てていいから。
今から逃げて。それはいのちを絶つことじゃないよ。

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