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本屋大賞第4回の作品の話

《本屋大賞》
本屋さんが今一番売りたい本がコンセプト。
本屋に行くと必ずチェックしてしまう、そんな本屋大賞の話。
ネタバレはほとんどないと思います。

2007年、第4回本屋大賞
わたしが大好きな作品目白押しです。
大賞は「一瞬の風になれ/佐藤多佳子」、陸上競技の話です。
当時、陸上部だったわたしにとってとても新鮮でした。陸上が脚光を浴びるなんて!走っていてよかったと思ったり。
走る感情、走っている爽快感、恋愛…。どれをとっても自分のいろいろな感覚を代弁してもらっているみたいでとても心にささりました。
同世代の話だったのも刺さった理由だと思います。

2位は、「夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦」。
タイトルとカバーに惹かれて読みました。カバー好きすぎて図書館で何度も借りたのを覚えています。

3位「風が強く吹いている/三浦しをん」も陸上競技の作品です。箱根駅伝を目指す彼らの物語は、やはり走るのが好きだったわたしにとっては斬新で新鮮で大好きでした。
大学生の話で、当時のわたしは最初の数ページ、主人公がキャプテンに出会うまでの過程をあまり理解できずになんかお金のない人、というイメージだったので、大学生になって読み直して初めてなるほど!となりました。
この作品がきっかけで、箱根駅伝の魅力にとりつかれしっかり見るようになりました。

5位「図書館戦争/有川浩」、4シリーズと別冊2冊、全6冊!
大好きな有川浩先生の作品です。この時に出会いました。
図書館、戦隊、恋愛、お仕事…。
どの角度から見ても面白い。そんでもって、登場人物のクセの強さ。笑
語り始めたら止まりませんので、一言。読んでください、それだけです。
映像化もされていますが、やはりオリジナルが一番面白いなと思います。
(しかし、映画化した時の手塚兄弟のキャスティングは個人的にはかなり高評価です!!)

6位「鴨川ホルモー/万城目学」
後日談で作者も話していましたが、鴨川ホルモーという作品は前半が本当に読み進まないです。本屋のコピーに書いてあったそうですが、言い得て妙。
前半がないと後半の面白さが半減してしまいますが、本当に前半は読み進みませんでした。笑
後半の読み応え、スピードが半端ないです。面白い。前半の伏線回収とか、本当に面白い。
大学生になって改めて読んで、あーやっぱりアホやなーって思いました。大学生になったらこんなアホなことするんかな…と思っていたわたしへ言いたい。しないよ、たぶん。笑

2007年本屋大賞、大好きでしたーっ!!!

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