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ぴかの両親がどう思っているのかはさておき、うちの母は少し変わっている。子どもを産むなら早くと言うのだが(単に自分がにゃぁを育てる際に体力の衰えをひしひしと感じたからである)、彼女は孫がいなくてもいいと思っているタイプである。

母に、排卵していないことを伝えた日、「え〜そうなん!?」とえらくびっくりしていた。そりゃそうだ。まさか、娘が(比較的遺伝性の高い)病気になっているとは思いもしないだろう。

母は医療従事者(仮)みたいな仕事をしているので、病気についても話している。別に話さなくてもいいのだが、なんとなく誰かに聞いて欲しいものである。話すと自分でも整理できるので、母相手に話している。(ぴかは完全に受け身なので、話は聞いてくれるが、意見交流は難しい)

そんな母に病気を打ち明けた際、面白いことを言われた。
「お母さんはね、別に孫が欲しいとかないねん。おったらおったで楽しいんやろうけど、別に孫おらんかったって楽しいから」
母は子どもは欲しかったが、孫には興味がないらしい。孫の世話をしたいだのなんだのという気持ちはなく、たぶんだが、わたしの子どもの世話をするという感覚なのだと思う。

養子とかさ、子どもって言ってもいろんな形があるやん。だから、そんな焦らんでもいいんと違う〜?
母ののんびりした声を聞くと、少し妊活に前向きになれる。そうやん、家族の形はそれぞれやん。

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