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秋の収穫 稲刈り

9月に入り涼しい日もあったり、朝晩は肌寒く感じることも増えてきた神山町です。
5月に田植えをさせてもらった上分(かみぶん)江田(えた)集落「エタノホ」の活動。その田んぼで育った稲が大きくなり収穫の時期を迎えていました。

田植えが終わってからも、手作業での除草など田んぼに時々お邪魔していました。
神山町内でも山間部にある江田集落。普段生活している場所よりも少しだけ涼しく、空気の澄んだ環境はふらっと散歩するのにちょうどいいです。

細長く変わった形の棚田
高校生たちが丁寧に手で植えました

私はこの棚田の一つ下の段をやらせてもらいました。
稲刈りの機械が入るスペースを確保するために、最初は手刈りで。その後は機械で一列ずつ刈っていきます。

緑のみどりの帽子が私です

幼少期、学生時代にお米の収穫体験をしたこともありました。そんなときほとんどは手刈り。
今回は文明の力を感じましたが、地域で生活とともにある農業・米作りを「一緒に」やらせてもらっているという感覚が嬉しかったです。

手刈りした稲たちは、藁を使って結ぶ。機械刈りしたものは結ばれた状態で出てきます(初めて見たときはびっくり!)。
そして、大きな束に結ばれた稲たちは、はぜ架けされていきます。

稲を刈った後を使う「はぜ架け」
組み立てから干すまで一気にやります
別日の大雨の中で行ったはぜ架け
3メートルはあろうかという高さに圧倒されます

面白いのはこの「はぜ架け」地域によって呼び方がかなり違うみたいです。
はざかけ、はぜかけ、はさかけと色々あるようで、、、
神山町の前身、5村だった時代の「神領村史(じんりょうそんし)」では「ハデ架け(はでかけ)」となっています。

ひとしごとを終えたテンションで、謎のポーズとともに集合写真。
はやく新米がたべたいね~といいながら解散しました。もう食べることしか頭にありません!

2週間後の脱穀、その後の新米を楽しみにこれからもお手伝いしていきたいとおもいます。記事もお楽しみに!

まちの助っ人 ときどき 理学療法士 
安東 陸人

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