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駆け込み乗車って、英語でなんて言うんだろう?

電車を待っている時、ふと目の前の注意書きが目に入り、よく聞くフレーズに改めて疑問。

「駆け込み乗車って英語でなんていうんだろう」

興味津々で英語を確認する。

ネクストトレイン!

これ見た時、わあー!そうかあそうかあ!と妙に納得!
この変換の気づきがなかった自分に自虐的感動を覚えた。


「ねえねえ!駆け込み乗車はおやめくださいってよくいうじゃない?あれ、英語でなんて言うと思う?」と、まるで大発見のようにそれこそ駆け込むように家族にせまり、質問する。
はやく答えを言いたくて、考える時間も与えない。

「ネクストトレイン待ってねってかくの!おもしろくない?」
わたしの訳の分からない和製英語(というものですらない)に、しばらく家族はキョトンとしているが、じわじわ理解すると「ああ‥」という感じでわたしの興奮した顔を「で?どうした?」という顔で見やる。

「言い換えるってこと!びっくりしなかった?お母さんね、これ見てああそうかあ、って思ったのー!」

今自分で書いていてもやれやれな人だと思う。
いつもこんな調子で感動を伝えるわたしに家族は「はいはい・・・」という雰囲気である。


最近はずいぶん海外のお客様も増えたようで、娘はバイト先の飲食店で時々外国の人の接客を頼まれることがあるそうだ。

「この前、お客さんがすごい並んじゃって。ようやく空いた席が二人席だったんだけど、次のお客さんが3人の外国人だったから、次に並んでいる2人連れのお客様を先にご案内してもいいかって聞かなくちゃいけないのをお願い!って頼まれてね。ちょっと慌てたー」

うわあ。そんなのどう言うんだ?

娘は英語ではないのだが、大学で外国語を学んでいるので、そういう場がとても「嬉しい」というのだが、その気が知れない。

敬語を使うの?と聞くと
「うーん。そんなに明確な差はわからないんだよね」とのこと。
ご来店の外国の皆さま、娘の失礼をどうかおおめにみてやってください。

彼女は語学に対して「楽しくてしかたない」という勢いだけでどんどん話していくのだが、いやそれも必要だろうと温かく見守っている。
いや、わたしは英語なんてもう全然わからないから、彼女のその好奇心だけですごいなと圧倒されるばかりだ。

咄嗟に日本語と英語を並べて同じ意味に合わせていく作業を脳の中でしているんだよね?よく、チャットで適した質問じゃなかったり相応しい単語じゃないと何回も「わからない」みたいに返されるが、だから、AIは限界があるということだろう。

人間の翻訳能力って複雑なんだろうな。

それをまた、
ネクストトレインに変化させるなんて。

この気づきは
わたしもいろんな視点を持たなくちゃ!につながる。


さて、先程ご紹介した英語はJRの駅ホームでみたもの。
東京メトロも同じだろうと思っていたが、いがいにも違う言い回しで

あ、そのままな言い方もするのね。と思った。
JRの方、先にみつけてよかったな。
だって先にこっちをみたら、特になんとも思わなかったろうなと思うので。

ん?いやでもまてよ?と思う。

Wait for the next train  では、普通に次の電車に乗ってねってだけで、無理して乗ったらあぶないよのニュアンスは伝わらないのではないか?と考えはじめた。
この図とセットで理解してってことかな?

あれ?この英語でいいのかな?

しっかり伝えるには東京メトロのほうが
わかりやすい?

改めて子どもたちに聞いてみる。

うん、Wait for the next train じゃ、いつまでたっても乗れないね。笑
変な英語、結構あるよ。
外国にも変な日本語あるし。
お互い様って感じ?とふざけて笑った。

ああ、そうかあ。
わたしの興奮は浅はかであった。
しばし反省…


「ドアが閉まりそうな時は次の電車を待ってね」って
英語にしたらいいのよね…。英語わからない…



ちなみに京王線井の頭線はまた違っていて


焦らないでね!




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