見出し画像

私の中には地図がない

急に暑くなって、ぐったりしてない?みなさんお元気でしょうか。

どうもこんばんは、木曜日のnote更新です。

6月初旬から”全ての国の位置と国旗と首都を覚えよう”と急に思い立って、実際に本を何冊か買ったりして勉強していた。

私の世界地図に対する無知さは群を抜いており、具体的なエピソードとしては”ドイツの首都が言えない”、”イギリスとイタリアを混同する”、”カスピ海を海だと思っていた”など、挙げたらキリがない。

今後4歳児が成長したら勉強を教えたりしなければいけないかもしれないのに、これは流石にまずいだろうということで勉強を始めた。

で、早々に気づいたのは位置と国旗と首都全てを1ヶ月で覚えるのは無理だということだ。イギリスとイタリアを混同するような人間にとってはレベルが高すぎる。

新しい勉強を始める時にやりがちな愚行がある。好奇心の赴くままに文字を追って調べ物を進め、いつの間にか深みにハマって抜け出せなくなるパターンだ。

例えば、今回首都を覚えるのと並行して世界遺産について勉強していたのだが、勉強中に”シュトルーヴェの測地弧”という単語にぶち当たった。

初めて聞く単語なので当然調べる→調べると、10の国にまたがる世界遺産であることがわかる→せっかくなので、10の国を覚える→10の国にはどうやらソ連崩壊後のCIS(独立国家共同体)に属している国が複数あるらしい→CISって何だっけ…みたいな感じで興味がどんどん世界遺産から逸れていき、最終的にソ連の歴史を読み始めたりして、結果として世界遺産の勉強が全然進んでいない、みたいな事態が頻発する。

これは私に世界地理や世界史の知識がほぼ全くないせいだと思う。何も知らないせいで全てが目新しく、興味の方向性があらぬ方向に走って行きやすい。

受験生時代に散々勉強した化学の復習なんかをすると、ここまで寄り道をすることはまずない。これは一度高校化学に関する体系が私の中で成立しているからだと思う。

高校の頃、世界地理や世界史の勉強をまともにしなかったツケをこんなところで払うことになるとは思いもしなかった。あーーーもっと真面目に勉強しておけばこんなことには…。

今から体系だった勉強をすれば良いんだろうけど、知識がなさすぎて小学生向けの本とかを読まないと全く内容を理解することができない。もう覚悟を決めるしかないと思い、4歳児が数年後に使うことを信じて小学生向けの辞典を買った。お母さん、一足先に世界遺産について覚えとくからね…。

で、もうすぐ6月も終わるわけですが、苦しみながらも何とか国連加盟国193の首都を全て覚えた。というわけで、次は193の国の大体の位置関係を把握しようと思っている。

先日もnoteに書いたけれど、白地図を買っておいた。白地図はB4で微妙に使いづらいサイズなので、A4サイズに縮小コピーを取った。A4で5枚ほどコピーして、これに国名を書き込んでいく。

ニュースにも頻繁に出てきて覚えやすそうなヨーロッパからスタートした。このコピーを取るのにとにかく時間がかかった。コンビニでコピー機を占拠しながらひたすらコピーを取ったのだが、店内に全然人がいない時間帯だったので助かった。

本当は職場の医局にあるコピー機でコピーしてやろうと思っていたのだが、流石に見咎められた時言い訳ができないなと思ってやめた。ヨーロッパやアフリカ、オセアニアなど各領域ごとに5枚ずつコピーを取ったが、コピー作業自体がそれなりに面倒で2度とやりたくないので、5枚以内で何とか覚えたい。7月末までにはマスターできるように頑張ります。

Big Love…