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アパレル販売員11年の私が行っていた出勤前のルーティンを紹介

お久しぶりになってしまいました、はるちんです。
現在はフリーランスでライターやWEBサイト構築、電子書籍の出版などを行っている私ですが、前職はアパレル販売員として働いていました。

靴屋でのアルバイトを半年ほど、ファッションブランドでの勤務は産休育休期間を含めて11年以上アパレル販売員として勤務してきた私。

アパレル販売員といえば、話し上手で聞き上手、とにかくおしゃべりが大好き!というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
しかし、私の本来の性格は、根暗で内気で人見知り。

靴や服は好きだけれど、人と関わることは苦手……そんな私でも、店長の右腕として、店舗責任者として働くようになれたのです。

人見知りでおしゃべりが苦手な私でも、11年販売員としてやってこれた理由。
それは、出勤前に「アパレル販売員としての私」をしっかり創り上げたから。

そこで今回は、アパレル販売員として11年勤務した私が、出勤前に行っていたルーティンをご紹介します。

春からアパレル販売員として勤務を始めた方のご参考になりましたら幸いです。

出勤前のルーティン:起床〜身支度

アパレル販売員はシフト制のことも多く、「毎朝何時に起きる」と決めることが難しい場合があります。
なので、「出勤時間の◯時間前に起きる」と決めてしまうのがおすすめです。

睡眠時間が決まっていないと、夜の寝つきが悪くなってしまうため、起きてすぐカーテンを開けて日光を浴びるようにしていました。
ここで、軽いストレッチをして体のスイッチを入れていきます。

とくに肩や背中を伸ばすようにするとスッキリ目が覚めるので、「起床時間が不規則でスッキリ起きられない」という方はぜひやってみてくださいね。

私は他店にヘルプに行くことも多かったので本当に時間が不規則でしたが、朝のストレッチを取り入れるようになってからは、頭や体のエンジンがかかるのが早くなったような気がします。

目が覚めたら、体重計に乗ってからお弁当の支度や朝ごはんの支度に入ります。

華やかそうな見た目に反して、意外と体力勝負なアパレル販売員。
朝は早いときで7:30、遅番の退勤時間は22:00、繁忙期はこの時間をフルで勤務することも。


なので、出勤前には必ず食事をとるようにしていました。

休憩時間が何時に取れるか分からないのも、このお仕事の特徴ですね……。

朝9時に出勤して、お昼休みが14時なんてこともザラにあります。
11時にいきなり休憩、なんてこともあるのですが。

どちらにせよ、一日中立ちっぱなしだったり、重いダンボールをたくさん運んだりするので、エネルギーチャージは必須!

出勤前には食事をしておくことをおすすめします。

出勤前のルーティン:身支度〜通勤

食事を終えたら、着替えやメイク、ヘアアレンジなどの身支度に入ります。
私が毎日心掛けていたのは、その日のテーマを決めて全身をスタイリングすること。

ときには販売促進のために着なくてはならない服などもあるのですが、基本的には自分で自分をコーディネートしなくてはならないのもアパレル販売員のお仕事です。
「今日はこの服を売るぞ!」という根拠を持ったコーディネートや、テーマを決めて全身をスタイリングすることで、自身ややる気につながります。

また、通勤時間に好きな曲や動画を流して、テンションを作っておくこともおすすめです。

スタイリングのテーマに合った音楽や、なりきりたい人の動画を見るなんてこともしていました。

私は人見知りなので、「今日はこの人になりきって頑張ろう」というモデリングなども行っており、話し方や身の振る舞い方などをインプットしてイメージトレーニングをすることも。

私のように本来の性格は販売員向きではないと自覚がある方は、コスプレや演技感覚で「販売員としての自分」を演出することを強くおすすめします。

出勤前のルーティン:職場に着いてから

出勤時にしっかりテンションを作っておいたので、朝の挨拶は元気にハキハキと行うようにしていました。

声を出すこと、笑顔でいることは誰でもできること。

誰でもできることなのに、勤務期間が長くなったり、昇進してしまうとできなくなってしまう方もときどきいらっしゃいます。

特に新人さんのうちは、誰でもできることを、誰よりもやることを意識するようにしてみてくださいね。

荷物を整理し、出勤スタイルを整えたら、鏡の前に立って「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と声を出しながらお辞儀をします。
笑顔のチェックも忘れずに!

社内規定で売り場に立つ前にやるように決まっているお店もあるかもしれませんが、決まっていない場合でもやってみることをおすすめします。

お客様が店舗に来てくださることは、当たり前ではありません。
また、お客様が商品を購入してくださらなければ、店舗の経営が厳しくなり、販売員は働く場所を失ってしまいます。

長く勤めていると忘れがちなのですが、初心を忘れないためにも「来てくれてありがとう」「今日も私をこの場に立たせてくれて、ありがとう」とお客様への感謝を噛み締める。
そうして「販売員としての私」を創り上げてから、売り場への扉を開くのです。

まとめ

乱文で申し訳ありませんが、アパレル販売員として勤務していたころの出勤前のルーティンをご紹介しました。

私が行っていたルーティンを整理すると、以下の通りです。

  • シフト制での勤務は睡眠時間が不規則になってしまうため、出勤時間の◯時間前という起床時刻に設定する

  • すぐにカーテンを開け、軽いストレッチをする

  • 出勤前に食事をとる

  • その日のテーマを決めてスタイリングする

  • 動画や音楽でテンションをつくる

  • モデリングする人物の特徴をインプットする

  • 誰よりも元気に笑顔であいさつをする

  • 鏡の前で「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」とお辞儀をし、お客様への感謝を噛み締める

なにかひとつでも参考になることがありましたら幸いです(^^)
ここまでご覧いただき、ありがとうございます!

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