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子どもの発達を考えながらする子育て「ベース」となるお話

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ご質問を頂いた中から、特に多かったテーマについて基本的にどのように考えたら良いかをまとめています。
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#子育て基本のお話

「療育」ってなあに?【後編】〜療育の目指すところ〜

前編は、そもそも療育とは何か、をテーマにお話しました。 後編は療育が、子どもの育ちに対し…

「療育」ってなあに?【前編】〜そもそも療育とは〜

最近のご質問の中に、”療育に通っています””療育先の探し方って?”等、「療育」ということ…

園とのコミュニケーション どうしたらいい?

園に対して色々思うところがある。 園に対してどんな風に気持ちを伝えたらいい?なかなか、わ…

ごまかさない子育てとは

子育ての中で、交換条件を出すこと(例えば“○○したらお菓子を買ってあげる”)や、大人の視…

幼児期に充実したい『有能感』

3歳前後から、意地悪を言うことが増えます。 例えば… こっちに来ちゃダメ! あっちいって! も…

子どもにとっての『癇癪』ってなに?

子育てのお悩みの中で、『癇癪』を起こすことに困っています…というテーマはとても多いです。…

つもりの一致

よく聞かれる質問のひとつに、 どうしたら、子どもに話が伝わりますか? というものがあります。 『伝え方』はそのときどきなのですが、 私は“つもりの一致”を確かめることにしています。 親と子の前提が違う 例えば、スーパーで買い物。お菓子やキャラクターソーセージを買って欲しいと言っては泣きました(笑) そういう時に、 「今日は買わないよ」と根気強く伝えるのか? 「泣いている子は置いていくよ」と突き放すように伝えるのか? お子さんによっては、激しく泣いてイライラしてしま

見通す力を信じて

子どもは、いろいろな事を体験しながら自分なりの見通しを持つ力を発揮していきます。 発達段…

“ふれあい”のススメ

人との関わりが希薄になっている社会に追い打ちをかけるように、新型コロナウイルスが流行し、…

解決を急ぐよりも『保留にする力』を!

保育所保育指針では 「生涯における生きる力の基礎を育む」と あります。 生涯における生きる…

自分で考えて行動する力の土台は?

自分で考えて行動する子 自分で判断できる子 小学生を過ぎてくると親として子どもに求めるこ…

まっすぐ まっすぐ しなやかに

子どもたちには、まっすぐしなやかに大きくなって欲しいと願っています。 竹のようなイメージ…

知恵比べの3歳

2歳半頃から、話し言葉はどんどん増えていきます。 『言葉』という人間としての道具を手に入…

“今ココ!”を合い言葉に 事が起きたら考えましょう!

400を超える質問にお答えしてきました。 コロナ禍の不安と共に立ち上がった 『しあわせお母さんプロジェクト』からのメッセージです。 人間の生きる知恵としての不安。しかし… 子育ての不安や悩みは、今も昔も必ずあります。そもそも人間は、不安を感じる生き物だからです。 人間は、他の動物のように毛皮もなければ、牙もない。とても弱い動物です。原始時代にその身を守るためには、怖さを瞬時にキャッチして、身を守ってきた。人間としての原始的な反応として、恐怖心・不安を感じやすいのです。ネ