マガジンのカバー画像

子どもの発達を考えながらする子育て「ベース」となるお話

63
ご質問を頂いた中から、特に多かったテーマについて基本的にどのように考えたら良いかをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

「療育」ってなあに?【後編】〜療育の目指すところ〜

前編は、そもそも療育とは何か、をテーマにお話しました。 後編は療育が、子どもの育ちに対し…

「療育」ってなあに?【前編】〜そもそも療育とは〜

最近のご質問の中に、”療育に通っています””療育先の探し方って?”等、「療育」ということ…

園とのコミュニケーション どうしたらいい?

園に対して色々思うところがある。 園に対してどんな風に気持ちを伝えたらいい?なかなか、わ…

ごまかさない子育てとは

子育ての中で、交換条件を出すこと(例えば“○○したらお菓子を買ってあげる”)や、大人の視…

幼児期に充実したい『有能感』

3歳前後から、意地悪を言うことが増えます。 例えば… こっちに来ちゃダメ! あっちいって! も…

しっかりしたハイハイポーズ

ズリバイをたくさんできるようになったら、よつばいに向けて、 こんな姿勢をとってみるのもオ…

子どもにとっての『癇癪』ってなに?

子育てのお悩みの中で、『癇癪』を起こすことに困っています…というテーマはとても多いです。 どのように対応するか?が気になるところではありますが、じつは子育てに手っ取り早くどの子にも通用する『対処法』はないのです。 『子どもを理解する』視点、『子どもを理解しようとする』在り方が、子育てを楽にしていく。そんな気がしています。 今回は『癇癪』について考えてみます。 癇癪、とは何か そもそも…子どもにとっての『癇癪』とは何でしょう? 大人にしてみると、思わず“イラッ”としてし

つもりの一致

よく聞かれる質問のひとつに、 どうしたら、子どもに話が伝わりますか? というものがありま…

見通す力を信じて

子どもは、いろいろな事を体験しながら自分なりの見通しを持つ力を発揮していきます。 発達段…

“ふれあい”のススメ

人との関わりが希薄になっている社会に追い打ちをかけるように、新型コロナウイルスが流行し、…

解決を急ぐよりも『保留にする力』を!

保育所保育指針では 「生涯における生きる力の基礎を育む」と あります。 生涯における生きる…

自分で考えて行動する力の土台は?

自分で考えて行動する子 自分で判断できる子 小学生を過ぎてくると親として子どもに求めるこ…

まっすぐ まっすぐ しなやかに

子どもたちには、まっすぐしなやかに大きくなって欲しいと願っています。 竹のようなイメージ…

知恵比べの3歳

2歳半頃から、話し言葉はどんどん増えていきます。 『言葉』という人間としての道具を手に入れた子どもたちは、そのレベルアップのために“ああ言えば、こう言う”という時期に突入します。 本当に知恵比べ。 真剣に子どもに向き合おうとすることで、 深刻になってしまうと、とても辛くなります。 むしろ、その“とんち”ぶりを笑い飛ばしてしまうくらいの、心のゆとりが広がったらいいな~と思い、“ああ言えばこう言う”特集です(笑) ■もうすぐ3歳・まだ2歳 「おかあさーん、だっこ」 「えー