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2年3ヶ月前の記事にコメントがあったので動揺しました

先日、過去(2022年5月2日)の記事『ユダヤ人の起源』シュロモー・サンド(著)についてに対して、匿名の方から下記のようなコメントがありました。2年3ヶ月前の記事ですので、どこから探してきたのかと感心しました。

「貴ノートで、このようにシュロモー・サンドの『ユダヤ人の起源』について語っているのは、副島隆彦著『真実の世界史』ですけど、その記載がありません。そこは書いておくべきと思います。」

このコメントに対しては次のように返答しました。

「コメントありがとうございます。おっしゃる通りに、副島氏が語っていますね。彼は、自分でも名乗っているように、陰謀論者として有名ですので、そこは、新聞記事と彼が薦めていた『ユダヤ人の起源」と『13部族』を読んで、確認してから、記事を書きました。副島氏が語っているのは、彼独自のものではなく、サンドとケスラーから得た知見ですので、あえて記載する必要はないものと判断しました。なお、2023年11月11日に投稿した記事「アシュケナージ・ユダヤ人とは」では、副島氏を記載しましたので、宜しければ、ご参照ください。副島氏の著作は『真実の世界史』を含めて20冊ほど読んでいる隠れファンですが、堂々と引用できないのが辛いところです。」

ずっ~と、ユダヤ人とパレスチナ人の関係に関心があったのですが、どの本を読んでも、納得できるものがありませんでした。そんな中で、『真実の世界史』に記載のあったシュロモー・サンドの『ユダヤ人の起源』に関する朝日新聞社の紹介記事に触発されて翻訳版を読んでみると、ようやく腑に落ちました。

副島氏の著作を20冊ほど読んだとはいえ、すべて彼の主張していることを鵜呑みにしているわけではなく、支持できない面も多々あるだけに、シュロモー・サンドの『ユダヤ人の起源』を除いては、陰謀論者と自称している副島氏の著作を引用するのを避けてきました。

それだけに、痛いところを指摘されたと、ちょっと動揺もし、無視しようかと、しばらく迷いつつも、返答することにしました。匿名の方のプロフィールを見ると、「記事がありません」となっていました。

私も、noteに登録してから2年間ほど、特定の人の記事を読むだけでしたので、偉そうなことは言えませんが、他者にコメントするぐらいなら、記事を書きなさいというのが正直な気持ちです。

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