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「noteを閉じる」お知らせ記事を見て。

昨日、山口尚氏が、noteのアカウント終了・削除するという記事を見て、少なからず、驚きました。

以前には、お知らせもなく、アカウントを削除された方がいたので、今回で2度目でした。この方の場合は、突然の削除でしたが、記事の文脈から「さもありなん」と推測でき、その後の相互フォローの方の記事を見て、確認できました。

山口氏を知ったのは、4年前のツイッターで、哲学者永井均氏が、山口氏の著書『哲学のトレーニングブック』を面白いと紹介していたことからでした。そして、これを購入して読了した。

その後、noteに投稿していることが分かったので、さっそく、山口氏の記事を読むためだけという理由でnoteに登録した。

ここ1年9ヶ月前から、私自身も投稿を始めましたが、それ以前の2年間は、山口氏の記事を含めて、他者の記事を読むだけでした。

記事のクオリティーからすると、有料記事にしても当然のレベルですが、無料で読むことができたので、有難いなぁ~という思いで読んでいました。

だが、このレベルに達していても、非常勤が続いているということなので、学者の世界は厳しいものだと、つくづく思う。

前述した『哲学のトレーニングブック』はnote記事を見ていた編集者の目に止まり「本にしないか」という薦めがあったことで、書籍化したということです。

彼は、アカウント作成時には意図したことではなかったようですが、結果として幸いを招来したと述べている。

それは、彼の才能をもってしてのことであり、誰もが、彼と同様の結果がでるわけではないが、一つの希望ではあるだろう。

コツコツ文章を公開していれば、さまざまな偶然性の磁力によって書籍というマテリアルな成果を得られることがあるのである。

山口尚氏記事「アカウント終了・削除のお知らせ」より

だから、「あ~だこ~だ」言わずに、コツコツと記事を書けということでした。



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