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サッカーワールドカップ日本対コスタリカ戦を観て感じたこと

2022年11月27日に行われた、サッカーワールドカップで日本対コスタリカ戦で、日本が負けたことを知って、ラクビーファンでもある、私としては、2015年のラクビーワールドカップで第一戦で南アフリカという強豪国に勝利した後、スコットランド戦で負けたことを思い出した。

しかも、その後、サモア戦、アメリカ戦に勝ち、3勝もしたが、勝点差で、惜しくも、決勝トーナメントに進めなかったという、悔しい思いをした。

しかし、今回の場合は、まだ、十分に、決勝トーナメント進出の可能性があるので、それほど、ガッカリすることもないのが、救われていると思う。

サッカーといえば、エースストライカーの釜本が活躍し、1968年メキシコオリンピックで銅メダルを獲得した頃は、大のサッカーファンであった。

サッカーもラクビーも企業に所属していたアマチュア時代の頃は、お互いに、似たような人気で、わずかに、ラクビーが高校ラグビー大会、大学ラクビー大会、実業団のラクビー大会の決勝戦では、花園ラクビー場、秩父宮ラクビー場などで、多数の観客を集めていて、人気があったように記憶している。

今では、正月といえば、箱根駅伝が名物となっているが、30年~40年前は、正月に開催される、ラクビーの決勝戦が名物となっていたので、試合の合間に、マラソンの結果を気にして、チャンネルを変えていた。日頃、特に、ラクビーファンでもなかった、親戚の家に訪れていたときも、そんな調子だった。

ところが、1993年に、サッカーがプロ集団となってから、一気に、ラクビーが置いていかれた。そうなると、サッカーのスタイルのチャラさに反感さえ抱くようになり、ドーハの悲劇といまだに語りつがれているが、私自身の本心としては、悲劇とも思っていなかった。それどころか、内心を明かしてしまえば、「ザマーミロ」という心境だった。

ところが、2019年のラクビーワールドカップで、決勝トーナメントに進出したことで、これまでの、胸のつかえもとれ、気持ちにも余裕ができて、心底からではないにしろ、サッカーの応援はしている。

ラクビーとは違って、サッカーは、日本人だけで戦ってドイツという強豪に勝ったことに、リスペクトさえしている。そして、コスタリカ戦に負けたことで、決勝トーナメント進出が危うくなったことには、2015年にラクビーが決勝トーナメント進出を果たせなかった時のように、残念に思っている。

とはいえ、2015年のときに負けたチームは、スコットランドという強豪チームだったので、諦めていた面もあるが、コスタリカといえば、スペイン戦で7対0という大差で負けたチームなので、なんで、このチームから、1点もとれずに、負けてしまったのかというのは、解せない。ABEMAで試合の中継をしていたので、試合開始のころは観ていたが、なんだか、日本チームは、カウンター攻撃もしない、手堅い試合をしているなと感じたので、少し不安だったが、そのまま負けてしまい、結果的には、その不安は当たったことになってしまった。

さっき、タイムラインを眺めたら、「ドイツに負けて、コスタリカに勝ったと思えばよい」なんていう投稿があったが、気持ちとしては、そう思わざるをえないだろうな、ということは理解できる。ドイツ戦で思わず、勝ったことで、運みたいなものがあるとすれば、全て吐き出してしまったのだろうか?そうとしか、思えない。

とはいえ、世界ランキングでいえば、日本は24位で、コスタリカは31位なので、実力的には、圧倒的に、差がついているわけでもないため、11位のドイツに日本が勝ったように、当然、下位ランクに負ける可能性は、大いにあった。

とにかく、日本時間の11月28日4時から行われるドイツースペイン戦の結果次第だろう。スペインが勝てば、日本の決勝トーナメント進出への希望が増す。このように書くと、コスタリカ戦に勝っていれば、決勝トーナメント進出決定だったのにという愚痴が出てくる。

調べてみると、コスタリカは2014年のブラジル大会の予選で、ウルグアイ、イタリア、イングランドという優勝経験のある「死のグループ」で一位通過し、ベスト8になった国でした。負けても、当然といえる。ただ、スペインが圧倒的な点差でコスタリカに勝ったので、弱いという勝手なイメージを持ってしまっただけのようだ。

【追記:2022-11-28 6:40】
ドイツ対スペイン戦は1-1でした。これでは、決勝トーナメント進出は厳しくなりました。あぁ~‼ 


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