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一緒にいる時間も、一緒にいない時間も信じあいたい。

誰かを好きになると

私はあなたが好きなのだけど、あなたはどうですか、、
(おずおず)
きっと好かれていると思うんだけど
君に決めた!とまだ言ってくれないんですね
(はらはら)
あなたの気持ちが分からないとこっちも踏み出しにくいのですが

みたいな瞬間ってない?

大人になると余計そうなのかもしれない。

だって中高生の時はもっと
私あなたのことが好き!だからあなたも私を好きになるでしょ?好きでしょ?
という感じだった。
私だけ?

どっちのスキの方が大きいとか、本当に好かれているのか不安だとか、そういう感情が出てくるようになったのはきっとセックスが人生に登場してからだな。

セックスしてても不安だし、しなくても不安。

最初はあったはずの愛も、足りないと言われ続けるとなくなっていく。

え、待って。今すごいことに気付きました。

中学生で初体験した人は若い時からそんな不安な恋愛をしてきたの?!そうか、、すごい。

何度傷ついても私たちはまた人を好きなれるという点には希望を感じつつ、
だけど傷つけば傷つくほど、誰かを好きになるハードルは上がるし下がるよなと思う。

もう2度と辛い思いはしたくないと、ばんばん線をひき壁を作りながらも、傷を見えなくしたくて誰かの好きに埋もれたくなる。


あれ、、私これまで彼氏からの愛を疑ったことないかもしれない。

じゃあなんで別れることになるのか。それは相手を不安にさせてしまうから。

私たちは生きてきた中で、色んなことを知りすぎた。知りすぎて想像しすぎてしまう。知りすぎて想像しすぎて架空の現実を信じて不安になってしまう。

私たちは一緒にいる時間の相手を信じ、一緒にいない時間の相手も信じたほうがいい。それで傷つくこともあるかもしれないけど、ということはその人は自分にふさわしくないんだと思う。

だけどすぐにふさわしくないっていう結論に至る前に自分を省みたほうがいい。相手に信じてもらう努力もしなきゃいけないんだって最近気づいた。自分は相手を不安にさせていないだろうか。

相手が自分を不安にさせる行動をとる場合(とらなくても相手が不安になっている場合)、その相手を不安にさせる行動を自分がとっているからという可能性がある。

そんな自分に気付いたら、その理由から逃げちゃいけないと思う。にげれば逃げるほど誰かを傷つける。

私は自分を信じてくれない相手を理解してあげられなかったし、信じられなくしている理由に向き合えずに解決してあげることはできなかったけど。



29年間生きてきて、今まで、伝えるべき大事な気持ちほど言わずに過ごしてきたんだとやっと気付いた。私は恋愛であまり「傷ついた」経験がない。だけどそれは心をさらけだしたことがないからだ。気持ちを言葉にして伝えることから逃げてきた。自分で自分の気持ちを認められずにいた。

「いつ死ぬか分からないんだからより楽しく気持ちのいい選択を」
という姿勢を意識して仕事してきたけど、仕事以外ではそれを逃げる口実にしていたかもしれない。

ああ、今までの彼氏たち不安にさせてごめんね。

だからこれからは最初の

私はあなたが好きなのだけど、あなたはどうですか、、
(おずおず)
きっと好かれていると思うんだけど
君に決めた!とまだ言ってくれないんですね
(はらはら)
あなたの気持ちが分からないとこっちも踏み出しにくいのですが

という状況になったら、こっちから、
私はあなたが好き!
とまっすぐに伝えていきたい。

目の前にいる相手を信じて、いない時の相手も信じて。
ちらちら見える部分や見えない部分に不安にさせられずに。

だって、いつ、
死んで、会えなくなるかわからないし。

最後までありがとうございました。