見出し画像

【FULL POWER】意思力に期待するだけムダ! 環境次第でパフォーマンスは最大化できる話

20代の頃に意思力について書かれている本を読んだことがあります。
その本には、何か決めてやろうとしても怠惰な気持ちが湧き上がるメカニズムについて説明されていたり、またその感情とどう付き合うか等が書かれていました。

その頃から意思力は大事なんだなと思っていました、が、今回紹介する『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』で全く逆のことが書いてありました。

意思力は役に立たない。大事なのは環境

一言でいえば「意思力なんてない。大事なのは環境」ということです。そのまま抜粋すると以下です。

環境を作りコントロールしないと、環境に作られコントロールされてしまう。

例えば新年に目標をたてても続かない。意思力がないと落ち込み、また来年に新しい目標を建てる、以下ループ。これを何度を繰り返してきたのでしょう。
もし何かを成し遂げることができなくて、自分の意思力に対してネガティブな気持ちになる方がいたら、それは一旦やめてみましょう。

意思力ではなくて、環境の観点で考えてみて下さい。
本書曰く、意思力は役に立たず、環境次第で目標も達成することができるそうです。アメリカのビジネス本よろしく、環境整備によって成功した個別事例がたくさん出てきます。(そういうのは一つ読めばいいと思ってます)
大事なのは、本に書いてあることで良いと思ったことをいかに自分ごととして実践するかです。

個人的に取り組んだ環境整備

たまたまなんですが、この本を読む前からちょうど環境整備について取り組んでいたことがあります。読んだことで確信が持てたので、その方針で突き進むことにしました。

それは「自分の性格を考慮して、最大限パフォーマンスを発揮できる環境を作る」ことです。どういうことか紹介しますね。私は一人で何かを成し遂げることが大変苦痛に思います。
そうではなく、私が努力していることにコメントもらったり、注目してもらうことでパフォーマンスを発揮できます。だから、そういう環境を作りました。以下は実例です。

①瞑想習慣
とある本によると瞑想は8週間続けないと効果がないそうです。瞑想は精神の安定などの良い効果があることが分かっていたので習慣化したいと思っていましたが、一人で続けても1週間ぐらいしか続きませんでした。

去年からマインドフルネス勉強会を開いていたのですが、8月末から瞑想のチャットグループを作り、瞑想をした日は報告するということを始めました。そうすることでなんと、59日連続(8週間以上)も瞑想を続けることができました!個人的に素晴らしい成果だと思います。これは意思力ではなく、環境の力だと思います。

②小説を書き上げる
2015年11月以降、小説が書けていませんでした。書きたい思いはあるけど単純に多忙などの理由で時間がとれない時期もありました。
でも今年は家にいることが多いので、書きたい思いが再燃してきました。でもやる気が出ない…。

そこでnoteという文章や写真、音楽などを配信するウェブサイトを使って、小説を投稿する計画を立てました。でも不特定多数に配信しても反応が薄く、スタートダッシュに失敗する懸念がありました。
でもnoteにはサークルというクローズドなコミュニティを作る機能があったので、そこで「週に一回小説をアップするから反応してくれる協力者」を募りました。

結果として投稿した小説にコメントや反応をもらえるので、やる気が出て、現在4週連続投稿できています。このまま続けられそうな気がします。

ちなみに作ったサークルは↑です。

自分がパフォーマンスを発揮できる要因とできない要因は何か

今まで目標が達成できなかったのは意思力の問題でなくて、環境の問題だったのだと私は思っています。何か目標達成したいと思ったら、自分が最大限パフォーマンスを発揮できる環境を作りましょう。

パフォーマンスを阻害する要因があるなら、それを排除することをやってみましょう。また過去自分が最大限パフォーマンスを発揮できた時期があったなら、それの要因を探りましょう。

そうすることで意思力に頼ることのネガティブループから解放され、目標達成できるポジティブループに入ることができるのではないかと思います。
いろいろ書いてありましたが、この本は「意思力なんてない。大事なのは環境」に付きます。興味もった方は環境について考えてみたら良いのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?