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『犬鳴村』(2019/日本)

映画好きのつもりでしたが、ジャパニーズホラーというジャンルがあることを知りませんでした。

ジャパニーズホラーとは何か。
『リング』や『呪怨』のように心霊系や呪い・恨みという目に見えない恐怖を描くホラーだそうです。(ハリウッド産のホラーは怪物が登場して派手なグロテスクなシーンで恐怖を演出するそうです)

というわけで『犬鳴村』というジャパニーズホラー映画をAmazonプライム・ビデオで視聴しました。監督は『呪怨』の清水崇監督だそうです。なんと100円で視聴することができます!

タイトルからして、なんとなく低予算っぽい映画だと思ってませんか?
どっこい、奥菜恵や石橋蓮司、高嶋政伸、高島礼子という豪華俳優陣が登場します。これで100円なんて信じられませんね!!

映画の冒頭はやってみた系YouTuberみたいなカップルが心霊スポットで撮影するところから始まります。
結果として案の定なことになります。そこから不可解なことがいろいろ起きるというお決まりのパターンで物語は進む。
最初はテンポよくビビらせてきます。特に〇〇が落ちてくるところは良かったですね。あそこが一番良かったですね。(後半は、、まあ、その話はいいじゃないですか)

個人的なホラーの見解としては、「ありそうな感じの恐怖」が一番怖いんじゃないかと思います。
ちょっと精神的にアレな人が登場して、変なこと言い出して事件が起こるけど原因が分からず、みんな疑心暗鬼になっていくっていうスタイルは王道かと。
呪いや怨念でビビらせておいて、まともな人もおかしくなっていくのがジャパニーズホラーなんじゃないかと思いました。

ちなみにハリウッド産ホラーの『イット』は最初良かったんですが最後やりすぎ感がしましたが、本作もその流れを組んじゃってます。
これは清水監督なりのハリウッド産ホラーへの挑戦に違いないと私は考えることにして後半以降は楽しく視聴しました。

ど素人の意見ですが、時間と登場人物を半分にするといい感じの映画になるかもしれません。
真ん中部分と有名俳優を思い切ってカットして若手俳優だけでやっちまってもイケるんじゃないかな!

時間的にはサクッと100分程度なので、夜中に嗜好品を嗜みながらご覧になると後日飲み会のネタにはできると思います!!

(面白さ:★★☆☆☆☆☆☆☆☆)

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