見出し画像

『ロスト・バケーション』(アメリカ/2016)

1975年の『ジョーズ』から40年の時を経て、いよいよサメ映画が原点回帰したそうです!
サメ映画観ない人にはなんじゃそりゃという話でしょう。もちろん私もそんな感想です(笑)。

どういうことかというと、クリーチャーのようなサメが登場したり、サメが宇宙に登場したり、めちゃくちゃなサメ映画が昨今は乱発されてましたが、それもちょっと飽きられてきて、40年前の原点である”静かに迫り来る恐怖”としてのサメ映画が見直されているという話です。

一人でサメと戦うサバイバル映画

今回紹介する『ロスト・バケーション』もそういう映画であり、ワンシチュエーション映画ながら大変面白い良作となっております。

あらすじ。主人公のナンシーは医師でサーファー、休みを利用して秘密のビーチにやってきた。医師でサーファーですから、きっと上流家庭でしょう。あとはお決まりのパターンですが、サーフィンしたらサメにやられるわけです。で、なんとか岩場に辿り着くけど、周りは海でサメがナンシーを狙って泳いでいるよ、どうしよう!って話です。ちなみに潮が満ちて岩場が海に沈むのは100分後という絶望的な状況です。

ナンシーは医師ですから手元にあるもので傷を縫合したりとサバイバルアクションの要素もあります。サメに怯えて逃げ惑うだけの映画もありますが、ナンシーは置かれた環境とサメと戦う石があります。最後はジェイソン・ステイサムか!って感じもしましたが、まあ全体的に面白い映画でした。

時間も90分ぐらいなんでサクッと楽しみたい方は良い映画ではないでしょうか。私はこんなサメ映画が好きですね(笑)。

(採点:★★★★★★★★☆☆)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?