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”幻想”と「現実」の捉え方


彼や彼女、友達とうまくいかない時や、仕事が上手に運ばない時、お金が無くてどうしようもない時、現実を変えなきゃ!なんて思うわけです。

「今の目の前の現実を見てみろよっ!('ω')/」

なんて、トレンディ・ドラマのセリフで聞いたことがあるような気がします。日常生活でも、目の前の現実を認めて云々・・・って言いますよね。

しかし!実は誰ひとりとして、本当の現実を見ていなかったという・・・(笑)僕は戯言を言っているんでしょうか。

僕らが生きるこの世界は、非常に逆説的。つまり、パラドックスな訳で。幻想と現実もまた逆説的なんです。

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この世界は幻想と現実が逆の世界


よく、スピリチュアル界隈やノンデュアリティなんかで、現実は全て幻想である、なんて言っているのを目にします。

何言ってんだよ!目の前が幻想な訳ねえじゃん!机はあるし、固いし、現実以外の何物でもない。嫌な同僚、嫌な上司は現実に存在している。社会は現実だし、現実的なお金がないと生活できねえじゃん!('ω')

と思ってしまいがち。ですが、この現実は全て幻想ってどういう意味でしょうか。幻を想うと書いて幻想。つまり、現実は幻の妄想でしかないと。絶対に信じられないですよね、そんなの。

でも、少し言い方を変えて、この世界は心の投影の世界と考えてみましょう。

心の状態が再創造されるのが、この世界です。

つまり目の前に現実として広がっている世界こそが幻想であり、その元となる心の世界こそが現実だと捉えると、まさにパラドックス・ワールド。

今目の前にある現実は心が投影した幻想で、もうそれ自体は創造され終わった(過去になった)ので意味が無いんです。どんなに悲しい現実も、どんなに幸せな現実も、です。僕らはそんな幻想を取り上げて、あーだこーだ、どうしようって一喜一憂しまうんですね。

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目の前に幻想が現れる以前に、心で創造が行われる


お金が無いとします。


①お金ないなぁと心で思っている。(現実で起こっていること)

↓ 

②お金が無い現実を見る。(幻想で起こっていること)

↓ 

③お金やっぱり無いやん、と思う。(現実で起こっていること)

※①~③を繰り返す


この例では、心で創造した現実(幻想)を見て、また同じ現実(幻想)を創り出してしまっています。このように、同じような状況を再創造し続けてしまうのは、目の前の事を「現実」と思っているから。

心の状態再創造され、現実(幻想)として現れます。

もし、お金がずっと無いと思っている人なら、このプロセスを俯瞰してみて、豊かさについて考え方を掘り下げる必要があるかもしれません。豊かさは、すべての事に当てはまります。お金だけではない。まず心を豊かにすることから。心を変えるのに、そんなに時間は必要ありません。


現実と幻想の捉え方を逆転させれば、世界の見え方が変わってきます。














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