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【R5宅建試験】自己採点で45点。何をどれくらい勉強していたか?何を意識していたか?

何をどれくらい勉強していたか?を具体的にご紹介しようと思っています


2023.10.15に宅建試験が行われました。

私も受験してきましたが、自己採点では45点がとれています。


観察していると47点や48点を取っている人もチョイチョイいますが、45点なら、相対的に上位の方の点数ではなかろうか?と思っています。


合格証書



開示した点数


自分でもビックリしましたが、権利関係で満点の14点が取れました。これは完全に行政書士試験で民法の勉強をやっていたためだと思います。


予備校の総評でも権利関係は7点取れれば十分でしょうと言っていたりしています。


勉強した感触としても宅建のテキスト自体が権利関係(民法)にページが割かれていなく、他資格等で民法を勉強していない受験生とすれば、正解が出しにくいと思えます。


このあたりのカラクリに気が付けないと宅建試験においても行政書士試験同様に、合格一歩手前で足止めされるリスクが高いように思えます。





実際にした回答および感想


出典:宅建試験ドットコム


出典:宅建試験ドットコム


全体として、R5の本試験は「やや簡単」という印象を私は思っています。(あくまで個人的な感想です)


理由は主に以下です。


・宅建業法で「ヒッカケ問題」が少ないと感じた
・法律改正点が正解肢になっていた
・難問がでる可能性がある建築基準法に難問がでなかった。
・ややこしい論点が多い都市計画法でも難問がでなかった。

R5の本試験がやや簡単に感じた理由


実際に、模試では1時間30分で回答が終わることが多かったですが、本試験では1時間20分で回答が終わりました。


私は宅建業法から回答をしますが、いつも40分かかっていたのが、30分で終わりました。



この時点で、「あれ?早く終わるんだけど?」となりました。悩む問題がなく、サクサク回答ができました。


個人的には宅建業法はヒッカケ問題がほとんどなかったという印象を受けました。


問題文や肢を何度も読み返し、吟味する必要がなかったために、通常よりも短い時間で宅建業法は回答できました。(それでも17点ですが・・)



一方で、法律の改正点を一通り頭に入れておいたら、まんま素直に正解肢になっている問題が多くあったように思います。


よくわからないけど、「たぶん試験官なら改正点を正解肢にするでしょ。」と裏読みして、改正点を正解肢に選んだら、1問間違えましたがそれ以外は正解でした。


また、数年に1度、難問というか?通常に勉強していると回答不能問題がでる建築基準法で難問がでなかったために、やや簡単と感じました。


都市化計画法でも回答不能とまではいきませんが、ややこしい細かい論点をついてくる問題がたまに出題されますが、R5ではでませんでした。


そういう意味では法令上の制限が例年よりも易しかったように思えます。


一方で、多くの受験生が難しいという権利関係については、私は行政書士試験で民法をソコソコ勉強していたために、あまり難しいと感じませんでした。


一般的な視点で客観視した場合は、そこを差引必要があるために、おそらく、難易度的には「普通」となるのではないでしょうか?


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