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辞める決断ができる人ってすごいよね

行動力があってすぐに何かを始められる人よりも、潔くスパッと辞める決断をする人にとても強く憧れる。笑

最初にそう思ったのは、一番仲の良かった同期が会社を辞めるという話を聞いたとき。
どうして辞めるという決断をしたのか?これからどうするのか?未練はないのか?一緒にやってきた同期と離れて寂しくないのか?など、今考えると非常におせっかいなことばかり考えてしまった。
私もまだ一緒にいたい気持ちもあり、辞めることをマイナスに捉えてしまった気がする。同じ時期に自分も仕事に対してモヤモヤしていたからか、何か行動している彼女が羨ましかったのかもしれない。

だけど彼女は、もう前しか見てなかった。
次に挑戦することに対するワクワクを話してくれたとき、自分の本音に素直になったが故の輝きをうっすら感じた。
そんな彼女がまた羨ましく感じていたと思う。

継続することはある人によっては難しいかもしれないが、私は昔から続けることの方が辞めること・新しく始めることよりも簡単だった。
それが褒められることでもあったから、少なくとも良いこと寄りのことなんだと思っていた。
だけど彼女のその様子を見てから、自分の中にある執着心から来る継続は恥じるようになった。
物事やお金にとどまらず、立場や環境にも執着しない人って本当にかっこいいし、余裕があって魅力に感じる。視野も広いんだと思う。

宇宙兄弟という漫画に出てくるキャラクターで、最終試験に近い段階で宇宙飛行士選抜試験に落ちてしまう人がいる。
その人が主人公のむっちゃんと話したときも、落ちてすぐに次の未来を考えてワクワクしていた姿が印象的だった。
宇宙飛行士になれた人生となれなかった人生、瞬間的には大きな差があると思ってしまい、自分ならとんでもなく落ち込んでしまうだろうなと思ったから。
でも宇宙飛行士という職業に固執せず、また次の夢を見つけて挑戦できるそのあっさり感が彼の人生をより豊かにするんだな~と思った。

執着することで成し遂げられることもあると思う。
執着だったとしても、何かを成し遂げる上で継続することは一番大事だと思う。
だけどやっぱり、辞める人ってなんかかっこいいと思ってしまうな笑
(執着しない人っていう括りなんだと思うけど笑)

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