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ゲームレビュー:桃太郎電鉄

投資家としての人生を歩むようになったきっかけ

「お金の教育」なるものを今の30代は幼少期に受けていないわけですが、一体どこで「投資家」としての人生が始まったのか、と振り返ってみることがあります。

きっかけはいくらでもあったといえばあったのですが、一番「あー投資ってこんな感じなんだ」と思うきっかけになったのは、実は大真面目に株式を買ったりしたことではなくて、「桃太郎電鉄」をとことん楽しんだ後だったなぁと思います。今思えばですね。その話をする前に、私にとってのゲームについて少し振り返ってみます。

ゲームとの出会い

小学生時代といえば、ゲームボーイやニンテンドー64が流行った時期だったと記憶しています。

自分の場合、少年野球をやっていましたのでかなりアウトドアでしたが、友達はインドア派だったので友達の家に遊びに行って対戦をしていた記憶があります。大乱闘スマッシュブラザーズなんかは今振り返れば地域の大会に出たりもしていましたね。

中学時代は、ゲームの作り手の側に立ちたいと思ってせっせとJava(プログラミング言語)を学んでいた、ちょっと変わった中学生だったと思います。

桃太郎電鉄の魅力

好きなゲームを挙げればキリがないですが、大人になっても役に立ったなと思うゲームは実は「桃太郎電鉄」というゲームです。シリーズですけど。

知らない人のために簡単に紹介をすると、

複数のプレイヤーでサイコロを振って、日本(あるいは世界)の津々浦々の都市のマスを周り、各地で物件などを購入して収益を上げ、例えば20年後の資産額を競う

というものです。(だったと思う笑)

ゴール地点があるわけではないですが、家族で楽しむ人生ゲームに通じるものはあり、他人を蹴落とすこともできるので、「あなたがどのような人物か」は如実に表れます。もちろんゲームの中なので、お互い様ではありますが、他人の不幸の上に立ってゲームに勝ったときは若干気まずい感じは残りましたね。

それでも、桃太郎電鉄が良いと思う理由は、将来が運に左右されているなかで、その時々の選択により、身を立てること、そして投資回収を行うことなどが思考として身につくことですね。

目の前にいい物件があっても諦めた方がいいときもあるし、欲しい物件にはなかなか辿り着けなかったりもします。ちょっと古いゲームですが、やったことのない人には是非お勧めをしたいと思います。「あー投資ってこんな感じなんだ」ということはきっと分かります。

ゲームをやって良かったこと

そもそもゲームってやった方がいいのか、やらない方がいいのかっていう議論がありますよね。是非はここでは議論しませんが、香川県では、ゲーム規制条例ができるくらいの話です。個人的にはゲームはゲームで得られることはたくさんあると思います。ただ、無駄な時間が1秒もないとはもちろん言えません。どんなことでもそれは同じですね。

桃太郎電鉄をやって良かったことは、投資のことが少し身についたと思うこと、そして行ったことのない日本全国津々浦々のことが少し分かって実際に行ってみたいと思うようになったことですね。

ゲームから離れて良かったこと

自分の場合、ゲームから意識的に離れよう、と思った時期がありました。高校生くらいのときですかね。もちろん、その後も新しいソフトやプラットフォームが次々と出てきましたが、その後はパッタリやらなくしました。

別にゲームをやっていてもいなくても一緒だと、反論が来そうですが、自分はゲームをやめた結果、世界観が広がったと思います。色々な場所に行ったり、色々な人に会ったり、何かを自分で判断し、選択する癖がついたと思います。ゲームって結局は与えられたルールと、ゴールが存在するので。

人生というリアルゲームはもっと楽しい

次の時代はVR(仮想現実)のような世界が広がってきます。間違いありません。

これは凄く素敵なことであり、同時に寂しいことでもあると個人的には思います。というのも、実際に経験をして、つまり人生というリアルゲームを楽しむことによって得られた充実ってあったとしみじみと思うからです。

次の世代の人は、アバター(自分の分身としてのキャラクター)でオンライン交流し、そして経験を蓄積していく、、そういう世界に自分は馴染めるかな、と思ったりします。

ゲームかゲームでないかで得られるものは変わらず、常にそこから何かを学ぶことが大事なのだ!

と少し真面目なことを言って終わりたいと思います。

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