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1000円以下!で買えるTOKYO土産★ 甘さ控えめの焼き菓子編

日常的に手土産のやりとりが多い。ひとりの予算が1000円だとしたら、一度にかかる予算は5000円~1万円。なかなかの出費なので、いつも1000円以下でおいしいものを探しています。

わたしの条件は、
・お値段は1000円以下
おいしい
オリジナリティがある
都内で購入できる

の4点です。

さて、今回お披露目したいのは、こちら!
湘南チーズパイ 800円 です!会社は「湘南クリエイティブガトー葦」。
商品名に「湘南」とついてるじゃない!と突っ込まれそうですが・・
購入したのは都内ですので、許していただきたい。

写真はホームページより拝借しました ↓

湘南チーズパイ(800円)

購入したのは、銀座三越の地下2階にある、「菓遊庵」という全国の銘菓が集合しているコーナー。日本橋三越は地下1階にあります。日本全国、北海道から沖縄まで、津々浦々の有名菓子が集まっているのですが、東京や神奈川の菓子もあるんです。

ここでバチバチっと目をひいたのが、こちらのあずき色をベースに、いろんなフルーツが描かれた小箱でした。
横幅12.5㎝、縦7.5㎝、高さ6㎝とコンパクト。でも、内容量は190g。持つとずっしりくる感じが、本当にこれは「パイ」なのか?と疑問がわきます。

横13㎝とコンパクトながら、内容量190g


この片手にのるサイズといい、重量感といい、帰省土産にも、友人との集まりのギフトにもいいかんじ。大きいとかさばりますし、軽いと内容が想像できますから。

中身は、最初の写真にあるように、個別包装ではなく、箱にぎっちりお菓子が詰まっています。これもまた、いまどき珍しい風情。

でね、この詰め方がまたいいんですよ。棒状のお菓子が平べったい面を上にして3列、端っこは縦にして全部で4列。それが5段。ぎっちり詰まっていてパズルのよう。内容量は190gで本数的には20本入り

粉糖がかかっているのは、ほどよい甘味と口の中でほろほろさせる食感の味わいの演出もあるけど、生身で詰められているお菓子の割れ防止でもあるのでしょう。詰め方と粉糖のおかげで、割れている菓子はほとんどありません。今まで2回購入して、一回目は3本ほど割れていましたが、二回目は割れナシでした。

手渡すときには、一言添えてお渡しする方がいいかと思います。
粉糖がかかっているから、いただくときに、粉糖まみれになるよ。口の周りも白くなるから、ご家族で口の周り白くさせながら食べてね~~
って。

この粉糖が、難点とのご意見もあるようですが、これだけ原材料が高騰している世の中で、粉糖を廃止しないのは、やはり味と特徴の決め手の一つであるところでしょう。ギフトとして差し上げて、この点を言ってくるような人がいれば、口に合わなんだな、と思えばいいかと。

で、気になるお味ですが、、、
説明書きには、”パイ生地とサブレ生地を交互にサンドし(手が込んでる!)エダムチーズを入れて焼き上げ、粉糖をまぶして仕上げています”と書かれています。

食感は、クッキーよりも軽く、サックリ、でも、ほろっとした軽やかな感じ。クッキーでもなく、パイでもない、程よい圧でほろほろ崩れる感じは、初めてかもしれない。

そして味わいは、チーズのしょっぱさがほどよく、とはいえ、チーズ臭さはなく、もちろん、甘味もあるため、しょっぱさと甘さのバランスがよく、甘いのが苦手な人も喜んでもらえる味。

ここ1年ほど、チーズ系の菓子を探していたのですが、これは理想的かもしれない。

購入できるのは、先の三越、そして会社のオンラインショップ、神奈川県内の直営店など。

さっそく、帰省のさいに買って帰り、高齢ハハ85歳と、兄と甥に食べさせたところ、珍しい!おいしい!と、平らげてしまいました。

ホームページを拝見すると、1990年ころから発売されているとのこと。35年近くのロングセラーだったんですね。

クリエイティブガトー葦の代表は、芦川さんという。「芦川」の「芦」の古い書体が「葦」なのでしょう。たぶん。ご自身の姓の一字をとっていたり、「クリエイティブ」と名打っていたりするところが、プライドと創造への探求が感じられます。

昭和34年創業ですから、なかなかの老舗。そして、資本金1000万円というのも、ちいさな店からじょじょに大きくなっていったのかな、と思わせます。
勝手な想像ですけど。

というわけで、手土産リストに仲間入りしました。
お口を真っ白にばふばふさせながらいただいてくださいませ。







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