外国人と働く難しさ。
弊社はITのオフショア開発を担当してる
日本にオフィスがある日本法人のベトナム企業。
そんな私の会社は今日から、東京で開催されている
大きなITの展示会に出展している。
そこでマーケティングを担当してるのが、私オグちゃん。マーケティングポジションの人が会社に1人しかいない、且つ新卒のペーペーにそんな重要な仕事を任せるという、まあまあとんでもない会社だ。そんな会社に骨を埋めて、いよいよ来月で1年を迎える。
入社して1ヶ月の時から、展示会の責任者を任せられるという、とんでもない状況下で仕事をしていたため、今は展示会運営はどんとこい!の気持ち。
施工会社とのやりとりや社内準備、
どんな仕事も用意周到な私にお任せあれ〜!状態!
が、しかーし難しいことが1つ、展示会準備の中で最難関と言っても良い大きな壁ですが、展示会は私はあくまでもマーケティングとしての仕事をするだけなので、チラシ作成、ブース設営などがメイン。
そこで営業をするのは、うちのベトナム人の営業たちなのだ。そんな彼等に展示会の目的からテーマや集合時間の説明をするというのが、1番頭を抱える仕事だったりする。
前提としてうちの会社は9.5割はベトナム人。日本にある会社といえど、ゴリゴリに向こうのお国柄の雰囲気に飲まれている。
なので、「◯時に来てね」っていっても当たり前に遅刻はするし、ブース内で「座っちゃだめ」って言っても座る。展示会が終わってこちらが1人で片付けをしてても、彼女たちは気に留めることもなくそそくさと帰っていく。(遅刻はするのに帰るのだけは早い)
日本とベトナムで文化が違うのは承知のことで、入社する時にも「カルチャーショックを受けるかもしれない」とベトナム人の方に言われていた。しかし、自分は4年間大学の専攻言語として学び、短期留学、海外インターン、旅行、すべての経験をベトナムでしていたのである程度は許容できると思っていた、というかドンとこいの面構えだった。
だが、一緒に働くとなると訳が違う。自分が思い描いていた外国人と共に働く姿、というものとの乖離にこの1年は幾度となく涙を流してきた。
主語を大きくして申し訳ないが、やはり外国の方には日本の察しろ文化は中々通じない。日本人の、自分の思ってることをストレートに言わないという文化の真反対を彼らは生きている。そしてそのストレートな発言に、これまた私は幾度となく泣かされてきた。
お国が違えば考え方も違う。
少し考えればわかる当たり前なことだが、この当たり前の考えを受け入れるまで、私は相当な時間を要した。というか、いまも受け入れ段階で、中々自分の中での落とし所が見つかってないのが現状である。
ひーーーん、大学生の頃あんだけ憧れてた
外資系企業なのにね。こんなに辛いなんてね。
100%日本人のことを理解しろなんて言わないが、
郷に入っては郷に従えじゃんね、フン。
日本で働いてるんだから、少しは寄り添ってくれても良いのでは〜?と、ベトナム文化全開の彼等に作り笑顔をしながら毎日一緒に仕事している。
遅刻やルーズな部分が当たり前の彼等と時間厳守でしっかりが当たり前の日本人。
ふと、会社で自分だけが真面目に仕事しててバカバカしくなったので、今日は追加の買い出し頼まれた時にズルをしたっ(小声)
有明ガーデンシアターまで買い出しに出向いたので、フードコートでこっそり餃子定食を食べてやりました!!(大声)その後、まさかみんなに内緒で餃子を食べたという面はせずに、あたかも買い出しだけ済ませてきましたよ〜という顔で、みんなが待つブースに戻り、そそくさと仕事。
そして、その後1時間休憩を再び取るという、せこいオグちゃんが垣間見えました。
こんな日があっても良いよね。
ああ、あと2日残ってる展示会、
大きなトラブルもなく終わりますように。
未来の私よ〜、
ほどほどにサボってほどほどに頑張ってね〜。
では、また。
2024年4月24日のオグより
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