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ドットコムマスター資格検定を受検してみた話

はじめに

株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーをやっているけいです。2023年11月19日にドットコムマスターBASIC資格を、2023年12月9日に同ADVANCE資格を、それぞれ受検したのでその覚書となります。

なお、見出し画像はなんとなくかっこよかったので採用しました。特に本資格とは関係ないですが、かっこよさに惹かれて記事を見に来た方はついでにスキを押しておくといいことがあります。たぶん。しらんけど。

ドットコムマスター資格とは

公式ページから以下に抜粋しておきます。

ドットコムマスターは、インターネットの基礎知識からビジネスの最前線で活かせる実践的なICT知識を身につけることができるNTTコミュニケーションズが実施するICTスキル認定資格制度です。

インターネット検定 ドットコムマスター公式ページ

ICTってなんだっけ……
情報処理や通信技術に関するスキルのことか。知ってた。
一応公式ページへのリンクも貼っておきます。ぺたーん。

レベルはBASICとADVANCEに分かれていて、ADVANCEはさらにシングルスターとダブルスターの2つの合格基準があります。

受検したきっかけ

職業柄、インターネットについての知識が必須なのですが、その知識が陳腐化していたのでアップデートしようと思ったのがきっかけです。ネットワークスペシャリストを取り直してもよかったんですが、同じ資格を取ってもあまり面白くないのでこっちにしてみました。

検定申し込みについて

前述した公式ページ中ほどから「受検のお手続き」というボタンがあるので、そこから該当ページへ移動できます。受検システム自体は別の企業が担当しているようです。

流れとしては「受検ID取得」→「受検する資格・試験方法・受験日・会場の選択」→「受検料支払い」→「受検」となります。

BASICレベルは自宅での受検が選択できます。ADVANCEはテストセンターでのCBT受検となります。よくみたらADVANCEも自宅受検できそうな雰囲気が漂ってますが、こちらはよくわかってないです。

試験について

BASICレベルの出題分野は以下の4つです。なお、出題形式は四択となっています。検定時間は45分、問題数は50問、合格基準は70点(100点満点)です。

  • インターネットの利用

  • 情報機器の使いこなし

  • インターネット利用のための技術とモラル

  • インターネットをとりまく法律

ADVANCEレベルの出題分野は以下の4つです。

  • インターネットの仕組みと関連技術

  • インターネット接続の設定とトラブル対処

  • セキュリティ

  • サービスの利用と法律

こちらの出題形式は四択とは限らず、6択や複数の選択肢中から正解を全部選ぶ形式などが追加されています。検定時間は80分、問題数は70問となっています。この問題のうち、50問(700点満点)はシングルスターレベル、20問(300点満点)はダブルスターレベルとなっていて、それぞれ合格基準があります。ただし、ダブルスターはシングルスターの合格基準を満たしていないと合格できないようです。

学習について

まずはノー勉で特攻ぶっこむのが私の信条ジャスティス。BASICの無料問題を見てたら、なんか簡単いけそうな気がしたので特攻ぶっこんだら取れました……ネタが無くなりました。

レベル的にはITパスポート試験のインターネット分野のみという感じでした。日常的にインターネットに触れている技術者なら割と簡単かもしれません。

ADVANCEにも無料問題があり、そちらも見てみたのですがレベル感としてはネットワークスペシャリスト試験の午前試験レベルかなーと思いました。ちゃんと調べてないので感覚だけですが。

まぁ、こっちもノー勉でなんとかなるかなと思ってたらところどころに全くわからない問題が出てきました……。そう、10数年前は存在しか知らなかったあの「IPv6」です。ずっと目を背けてきましたが、もう一般化してるんですよね。時代が移り変わるのは早いなとか感慨にふけってみましたが恐ろしく問題がわからないので悠長なことは言ってられませんでした。

急いで問題集を購入し、一週間ほどがっつり目に学習しました。その問題集はこちらです。

こちらは例題→解説を繰り返す形の問題集で、すぐに解答や解説が知りたい私にはとても合っていました。

感想とか

IPv6のせいで割りと悲壮感を漂わせてADVANCEの受検をしましたが、結果としてはそこそこ良い成績でダブルスターレベルの合格となりました。ネット関連の開発職に就いている人ならそこまで難易度は高くないかと思いました。

こちらの試験はネットワークスペシャリスト試験を狙っている人であれば前哨戦としては良いかなと思います。またネット関連の開発職ではない人達にとっては、こちらを取得できればそれらの知識レベルは十分にあると証明できそうです。必須ではないけど、いつでも気軽に受検できる検定で、開発職以外の方におすすめしたい検定でした。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。

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