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ITパスポート試験を受験した話

先日、9/3(土)に、「ITパスポート試験」を受験して来ました。いつもどおり、感想を書きなぐっておきます。

受験したきっかけ

私はゆめみという会社にPMとして勤務しています。

先月、担当しているWeb系案件で飛び交っているセキュリティ関連の用語を学ぶために情報セキュリティマネジメント試験をCBT方式(パソコンの前でカチカチやるやつ)にて取得しました。

その際に目についたのが同じCBT方式で受験できるITパスポート試験でした。情報セキュマネの試験学習を行う際に、基礎的な情報処理についても学んだので、大して勉強しなくてもいけんじゃね?と思い、勢いで申し込みました。

やはりゆめみのPMの下りはいらない感じですが、受験料とか会社が出してくれました! ゆめみさいこうです!(宣伝)

本試験について

本家IPA様のサイトを開くと、以下のような説明文が出ていました。

「iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。」

ここ読んで、ITパスポートってiパスって略されることを初めて知りました。というか、国家試験だったんですねー

真面目に書いておくと、情報処理技術者試験のスキルレベル1に相当する試験となり、全ての情報処理技術者試験の基礎という位置づけとなっています。ここが割と厄介な点で、技術系のみならず、ストラテジ系、マネジメント系、商業系の問題も出題されます。そこまで深くはないですが、広い知識が問われるということですね。

学習について

前回までの記事でも触れましたが、自分には問題を解く→わからない問題は調べる、の形が向いていることがわかっています。情報セキュマネ試験について調査している際にいくつか無料サイトを見つけたので、そこを利用することにしました。

ジャンルごとに絞り込みもできるので、苦手分野を集中的にやるとよさそうです。

学習期間について

前回受けた試験(AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト)が8月29日で、その夜からの学習となりました。

私は技術系の問題に自信があったので、これでもまぁなんとかという感じでしたが、情報処理技術者試験を未経験の方であれば二週間〜1ヶ月ほどは試験準備期間を取られたほうがよいと思います。

とか偉そうなこと言っていますが、業務が逼迫したため、まともな学習時間は取れませんでした。過去イチの仕上がり(の悪さ)でした。やばい。

試験の申し込みについて

今回はCBT試験での申し込みを行いましたので、そちらについて記載します。従来どおりの情報処理試験と同様の受験も可能なので、そちらをご希望の際は、別途ご確認をお願いします。

ITパスポート試験のサイトにて利用者IDを登録後、試験会場と日程を選択し、受験料を支払う感じですね。特に難しくはないんですが、受験者IDが受験の際に必要な確認票にがっつり印刷されるので、ご注意ください。(若干こどもっぽいIDをつけてしまったので、受付の方に微笑まれた気がしました)

受験会場について

今回も情報セキュマネ試験受験時と同様にプロメトリック社のテストセンターでの受験を行いました。持参するものは以下の二点です。

  • 身分証明証(今回は運転免許証)

  • 確認票

確認票は電子媒体でも問題ないですが、受付で別用紙に内容を転記する必要があるので、プリントして持っていったほうが早いです。どちらにしても確認票は申込後すぐにダウンロードしたほうがいいです。当日の朝に印刷しようとしてID忘れてて軽く焦りました。

15分前から試験前のオリエンテーションのようなものがありますので、30分前くらいには会場に到着しておいたほうがよさそうです。

合格基準について

本試験は全100問を120分で回答する形式となります。

合格基準は総合評価点1000点満点で600点以上となりますが、3つある出題分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)をそれぞれ分野別で3割以上取得する必要があります。

ただ、総合評価の合格点を満たした上で、各分野で3割以下というのはレアケースだと思うのであまり気にしなくてもよさそうです。

試験について

試験は前述したとおり、CBT形式(PCの前でかちかち)で実施されました。

受験開始後、全然わからない問題が立て続けに出題されて本当に焦りました。あれ、これやらかした?って思いながら問題を解いていました……
途中で気づきましたが、分野別の出題となっているようで、ストラテジ系→マネジメント系→テクノロジ系の順番で出題されました。

最初は一番苦手なストラテジ系ばかり出題されていたわけです。とっても心臓に悪いです。業務のオートメーション化の略語とか知らへん。

感想など

この試験は最後まで解くと1問目に戻るみたいで、あれ、同じ問題?と思ったら全て解き終えてました。この手の試験は回答後にアンケートに答えさせられるんですけど、この状態でまともな返答できるわけないと思うんですよね……。てきとうにかちかち。

回答完了後に総合評価点と各分野別得点がそれぞれ1000点満点で表示されて試験終了となりました。合格基準を超えていたので、合格できたとは思います。ただ、合格かどうかはどっかの偉い人が判定するそうで表示は合否は表示されませんでした。

今回は試験準備期間を短くしすぎてしまった感はあります。さすがに二週間で3つ試験受けるのはやめたほうがいいですね……
とはいえ、合格できたので良しとしましょう。

ITパスポート試験は基礎的な試験ということで軽く見られがちですが、範囲が広く教養として学ぶにはとても良い試験だと思いました。万人におすすめできる試験って結構珍しいので、未取得の方はぜひ取得を検討してみてください。

ところで、出題された3分野のうち、マネジメント系が一番得点率が低かったんですが、それはPMとしてどうなんだろうと思いました……


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、皆さまの一助になれば幸いです。

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