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JSTQB認定テスト技術者資格試験 Foundation Levelを受験した話

はじめに

株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーをやってる、けいです。先日(2023年12月23日)に表題の試験を受験してきたので感想などをいつものように書き残しておきます。

なお、見出し画像はいつものように、ギャラリーを開いてとりあえず目についたものを選びました。相変わらず本記事とは何の関係もないですが、噴水の上の鳥がかわいいのでよしとします。

JSTQB認定テスト技術者とは

そもそもJSTQBとはなんぞや、からです。本家サイトから引用しときます。

JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。

ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。

JSTQB公式サイト

よって、JSTQB認定テスト技術者とはJSTQBが実施しているソフトウェアテスト技術者の資格ということです(そのまま

本家サイトは以下のリンクから。

なお、試験のレベルには以下のものがあるようです。シラバスからの抜粋を記しておきます。今回受験したものは一番上に記載されている一番下のレベルの試験です(ややこしや

受験したきっかけ

前職が組み込みソフトウェア関連の企業だったので、私自身にもソフトウェアテストについてはかなり知識が叩き込まれていました。それを現職に活かそうとした際に、実践知識ばかりで体系立てて学んでないことに気づき、そちらを埋めようと考えたことがきっかけです。

受験申し込みについて

以下のサイトから申し込みができます。アカウントを作成してログインした後に「試験予約」を選択して、試験運営会社(ピアソンビューでした)のサイトから手続きを行うCBT試験によくあるあれです。あれ。

ただ、最初はFoundation Levelのみしか選択できず(今回はこちらです)、こちらの試験に合格後にAdvanced Level などの上位の試験の申し込みが解禁されるみたいですね。

なお試験料は22,000円(税込)でした。領収書は試験後にしか発行依頼ができず、さらに届くまでに数日かかりますので、そちらの取得を急がれる方は早めの受験をおすすめします。

試験について

前述の通り、試験はCBT方式で四者択一の形式となっていました。かちこちぽちぽち。問題数は40問、合格基準は65%の正答率、試験時間は60分です。実際の所要時間は、アンケートへの返答とか事前説明とかを含めて、90分くらいは見ておくとよさそうです。

学習について

あまり書籍に選択肢がなかった(二冊くらい?)のですが、私は以下のものを選びました。

どばーと解説してから練習問題って感じの普通の構成でした。解説してからすぐ練習問題、もしくは例題からすぐ解説、の構成が私の好みなんですが、仕方がない感じですね。
ただ、解説の内容はシラバスとともに筆者の経験も交えて書かれており、しっかりとまとまっていました。

こちらの問題を3周くらいやったかな?あとは以下のサイトで練習問題をこなしました。無料ですし、おすすめです。ただ、ちょこちょこ間違いがあるのでちょっと注意です。

感想とか

試験を受け終わっても、すぐには合格がわからないようでちょっと戸惑いました。普通は受験後すぐに出ることが多いんですけどね。5日後くらいに連絡がありました。

この資格試験の学習を通して、ソフトウェアテストについての概要は学ぶことができたかなと思います。ウェブアプリケーションの開発だと、なにか不具合が発生しても改修してデプロイとかが出来ちゃうので、品質について意識が希薄になりがちなんですが、この知識を使ってより高品質な製品開発を心がけていきたいところです。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。

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