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Humans of HLAB vol.15 Mami Shimokawa

あなたの「今」はどんなストーリーでできている?
Humans of HLABは、HLABの最大の魅力である「人」に焦点を当て、彼らが今大事にしている価値観やそれにまつわるストーリーを写真と共に発信していくプラットフォームです。Humans of New YorkというBrandon Stanton氏のプロジェクトをベースとし、インタビュアーの話を彼ら自身の語り方そのままにまとめ紹介していきます。

What makes you ‘who you are’ right now?
Humans of HLAB is a platform where it focuses on ‘people’ within the HLAB community to share their unique stories and perspectives - especially on what makes them who they are right now. The stories posted are based on the project, ‘Humans of New York’, which Brandon Stanton shares quotes and short stories from his interviewees in their tone of speaking, along with their portraits.

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「どうやって私の味を出していこうかな、って考えてる」
“I’m thinking of how I can create a taste of mine in everything that I face”

 私、元々一個のことをきもいくらいやるような人間だったの。小さい頃はね、絵が描きたいから寝たくない、って言うくらいお絵描きにはまってて。はまったら、一日中そのことを話したり、それをやっちゃう、みたいな人だったの。高校の時のトランペットも。でも大学に入ってマルチタスクになるにつれて一個のことが薄くなって。どれもこれも私これだけは絶対強い、っていうのがないなって思ってたんだよね。そんな時、留学先で、パッションを持って勉強している人に出会って。彼みたいに、しっかり腰を据えて学びたいなって思って大学院に進んだの。

 なんだろう、こだわりのある人ってその人のカラーがすごい出てて「らしさ」みたいな、その人って感じがするし、何かを作ってもその人らしさがにじみ出るのってすごい素敵だなって思うんだよね。私何にでも共感しちゃうところがあるから、自分が本当はどう思ってるのか、分からなくなっちゃうときも多くて。他の人に押し付ける気はないけど、確固たる軸みたいな、何事にも自分っぽさを出してきたい。今はどうやって私の味を出していこうかなって思って、そのためのネタ収集をやってる感じかな。

 私、素敵な人たちに囲まれてて幸せものだなあって思うんだけど、完全に満足する時はないんじゃないかなあ。面白い人生にしたいから、何が変化してるかは何でもいいんだけど、変化に富む人生がいいの。ある意味満足しないで、常にもっとこう出来そう、もっとここ行ってみたい、とかもうちょっと面白くするために何ができるか考えられる人生だといいなあって。行きたいお店レベルでもね(笑)

ーMami Shimokawa (HLAB TOKYO 2018 Executive Committee)

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