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【高校生が語るカレッジ体験談】自分で率先して行動することの大切さ(大隅 拓海さん)

2020年12月にオープンしたレジデンシャル・カレッジ、SHIMOKITA COLLEGEでは、高校生が3ヶ月間カレッジに住み、そこから学校に通いながら学ぶ「ボーディング・プログラム」を実施、1期生として10名が参加、無事に2021年12月に卒業しました。
本記事は1期生として参加した大隅さんにカレッジでの経験がどのようなものだったかをお伺いしたインタビューとなります。

SHIMOKITA COLLEGEへ入居を検討されている高校生や保護者の方はもちろん、SHIMOKITA COLLEGEでの学びのありように興味がある方にもおすすめです。

お話を聞いた大隅さんについてご紹介します。

大隅拓海(おおすみ たくみ)
国際基督教大学高等学校1年生。SHIMOKITA COLLEGEにはボーディング・プログラム1期生として2021年9月から入居。日本、フランス、イギリス、イスラエルで育ち、今は東京在住。趣味はギターを弾くこと、写真、茶道。学校ではハンドボール部に所属している。

ボーディング・プログラムに参加したきっかけや理由

HLABやSHIMOKITA COLLEGEについて知ったきっかけやプログラムに参加しようと思ったきっかけはなんですか?

大隅さん:父親の紹介でSHIMOKITA COLLEGEを知りました。最初はあまり気が乗りませんでしたが、実際にカレッジ生の話を聞いてみて興味が湧きました。
また、僕はHLAB TOKYO 2021の参加者で、サマースクールのプログラムが楽しくて「また経験したい」と思っていました。特にハウスで1日の振り返りをするリフレクションの時間が好きで、ハウスのメンバーから自分では気づけなかった一面を指摘されたり、お互いから学び合うスタイルに魅力を感じました。サマースクールのような体験がしたいと思ったことから、入居を決めました。

正直、迷いもありました。3ヶ月という期間、このプログラムに時間を割くコミットメントやどんな生活になるかわからない点が多かったからです。でも、サマースクールの経験がボーディング・プログラムに参加しようと思った大きなきっかけになりました。


カレッジではさまざまな人たちとの出会いがある

カレッジでの一番の学びは何ですか?

大隅さん:様々な人との出会いです。それぞれ違うバックグラウンドを持つ高校生、大学生、社会人と暮らす中での出会いはもちろんのこと、カレッジにはいろんな分野からゲストを呼ぶイベントがあって、そこで出会う人たちからも学びがありました。

僕はここでの生活を最大限に活かしたいと思っていたので、できる限りたくさんのイベントに参加するようにしていました。ただ参加するだけではなく、質問をしたり少しでも行動を起こすことも大事にしていました。

例えば、地域の課題解決に力を入れている方がゲストとしてカレッジに来てくださった時に、「高校生として何かできないか」と思い、自分から話に行き、プロジェクトに関わらせていただきました。実際に地方に行って、生の声や現場を見れたのは良い経験でした。その後も、「自分たちに何ができるか」と考えて、現場で得た学びから企画を提案してみたいと考えています。カレッジはインプットの機会がとても多いので、アウトプットとして自分からアクションを起こせたこともいい経験になりました。

ボーディング・プログラムを通して変わったことは?

大隅さん:自分で率先して色々と取り組むようになったことです。カレッジに来てから自分が自分の人生をコントロールすることを意識するようになったし、「自分で調べて行動した方がいい」と気付かされました。

そう思うようになったきっかけは、カレッジで会った人から紹介してもらったプログラムが、知った時点で既に締め切られていた経験からです。「知らなかった」だけではありますが、もったいなかったと思いました。チャンスを逃さないためにも常にアンテナを張って自分から積極的に調べたり、率先して行動するようになりました。


大学生や社会人に多面的な視点からのアドバイスがもらえて嬉しかった

カレッジで印象的だったことは?

大隅さん:一言でまとめるのは難しいです(笑) 

僕は周りと比べてしまうところがあって、同年代で何か打ち込めるものを持っている人をうらやましく感じていました。その悩みを社会人の方に相談した際に、自分の話を聞いてくれたことやアドバイスをもらえたことが印象的でした。特に、その方が他の大学生や社会人にも話を聞いてくれて、色々な人から答えをもらえたので嬉しかったです。このような多面的な視点からのアドバイスはカレッジに住んでいるからこそ得られるものなので、相談してよかったと思いました。

また、運動会の日がとても楽しかったです。実は、急遽前日に登山に行こうと決まったので、翌朝起きてすぐそのまま午前中に登山しました。偶発的に決まったイベントだったこともあり、あまり話したことのない人も参加していたので、みんなの違う一面を見ることができたことが面白かったです。その後、運動会ではかなりの人数が参加していてみんなでこのイベントを作り上げる一体感を感じて良い思い出に残りました。特に、高校生vs大学生・社会人だったので高校生同士すごく親近感が持てて楽しかったです。イベントとしての運動会はもちろんのこと、急遽決まった登山への参加のような突発的な出来事も、カレッジの思い出です。

思い出の一枚
大隅さんが開催した茶道ワークショップの写真

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現在SHIMOKITA COLLEGEでは、カレッジの文化を共に作り、お互いから学びあう入居者を募集しております。
説明会や内覧会も実施しておりますので、詳細は、こちらをご覧ください。

また、SHIMOKITA COLLEGEでの普段の様子をInstagramにてご紹介しております。ぜひ、ご覧ください。


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